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見えないあの世界はいつからかーーー。  作者: 星花優架
第一章 【枯れに涸れ、嗄れ果てた世界】
8/10

第七話 【目覚め】

新年あけましておめでとうございます。

今年もこのお話は続きます。

完結までは見通しで2、3年かかるかなと思います。

是非完結までお付き合い下さい。

同時に今年中に長編の新作を作りたいと思っています。

よろしくお願いします( ´ ▽ ` )ノ

ベッドで上半身だけを上げ、窓を見つめる亮誠は、夢で起こった出来事を振り返り、もう一度ベッドで横になった。部屋の時計を見てみると、時刻は6時4分。普段の土曜日よりも早めの起床だった。

だからといって、特に変わらず、1階に降り、キッチンで朝食を手早く作る。目玉焼きにベーコン、トーストと俗に見るような朝食を朝のニュース番組を見ながら食べる。

食べ終えた亮誠は出かける用意をした。この日は、図書館で借りていた本の返却日であったため、本を返却するのだが、図書館の開館時間は10時。準備を終えた段階では7時を少し回っていたので時間を持て余すことになってしまった。



ーーーーーーーーーー



やがて9時半になると、荷物を持って家を出て、ガレージに止めていた自転車を押し運び、ガレージから出すとすぐさま乗り、図書館へと漕ぎ出した。


図書館に着くと、来るのが早かったのかまだ開館していなかった。仕方ないので、近くのベンチで読み切った本を読み暇を潰すことにした。

本を読み始めてまもなく、亮誠は誰かに声をかけられた。


「よ!リョウ。まさかこんなすぐにまた会えるとはね」


聞き覚えのある声に本を読んでいた手を止めた。

顔を上げるとそこには悠馬が立っていた。


「あれ?何してんの?」


「もうちょい喜んでも良くない?」


亮誠の反応が気に食わなかったのか、それについて悠馬に突っ込まれた。


「いや、卒業式からそこまで経ってないじゃん」


確かにね、と言いながらまた同じ質問を繰り返した。


「で、何してんの?」


「図書館に本を返しに」


早く来すぎて開いてない、と。すると、


「リョウらしいな(笑)」


「うるせえ」



ーーーーーーーーーー



暫くして、図書館の役員らしき人が開館の時刻に図書館の大扉を開けた。そして、すぐさま二人は図書館の中へと入った。

亮誠はそのまままっすぐに返却用カウンターへと向かい、本を返却する。すると、悠馬が、


「あれ、これ、開いてなくても本返せるよ。ここのポストみたいなとこに入れれば」


いや、先に言ってくれ。


無駄な時間を過ごしたと思った亮誠は、後日に借りる予定だったが、折角だからと借りる本を探し始めた。


「これとかどう?『絵で見る原子一覧』。あれ?化学嫌いだっけ」


帰らせとけばよかった。


と、悠馬に向かって歩き、用がないなら帰って、と言おうとした時、ある本が目に止まった。


結局最後まで悠馬は一緒にいて、『さっかー』という絵本を借りて行った。帰り道で悠馬の隣を歩く亮誠の自転車の籠には借りた本が8冊程入っていた。その中にひと回り大きく、目立った本があった。すると、段差を通った弾みで籠の中の物が少し跳ねた。その時にその本のタイトルが見えた。


〜『夢と目覚め』

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