表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無題  作者: 綿上遼
3/4

なすときゅうり2


小さい頃から

伯母さんとのふたり暮らしだった。


小学校の授業参観では

自分の名前の由来を両親に聞いて

発表しよう、だとか

パパの仕事を発表しよう、だとか

そんなことばっかで

私はその度に伯母さんに質問した。

「どうすればいい?」

「どうすりゃいいんかね、もう休んじまいな」

「わかった」

学校では週末にあったこと

たとえば家族で遊園地に行っただとか

ご飯を食べただとか

そんなことばかりがおしゃべりの中に

あったから

私はすんなりと学校をお休みした。


反抗期になって

周りのお友だちが

お父さんがウザイだとか

死んでほしいだとか

そんなこと言ってたけど

私には何もわからなかった。

だけど適当に相槌をうっといた。


伯母さん、

私は結構曖昧な人生だったんだね。

これから先、どうやって生きていこうか

何も知らない両親を背負って


ねぇ伯母さん。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ