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チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
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魔女先輩

お題:美しい快楽 制限時間:15分 文字数:369字


先輩は色で例えるなら間違いなく黒だった。インドアを嫌った色白の肌、黒くて長いさらさらな髪、モノクロの服。

それら全てが先輩の魅力だったが、校内で魔女と呼ばれる由縁でもあった。

先輩は自分のことを話さないから僕も他の人も先輩のことがほとんどわからない。ふと気が付けば窓際で読書をしている、ミステリアスな人だ。

魔女と呼ばれる先輩は魔法を使えないけれど非常に博識だ。頭の中が一体どうなっているのか覗かせてほしい。それぐらい先輩は様々なことを知っている。授業で習うようなことはもちろん雑学や噂話にも詳しい。

そんな魔女の先輩は魔法の代わりに膨大な知識であらゆる不思議を解決してしまう。 僕としては先輩は魔女というよりも探偵という方が正しいと思うのだけれど、生憎僕に同意してくれる人はいない。先輩自身、自分が人に何と呼ばれようと気にしていない。


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