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チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
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外でごはん

お題:彼女と食事 制限時間:15分 文字数:485字


実はファミレスに入った回数なんて片手で数えられる程度しかない。両親は共働きで、夜勤や残業もあったから、家族全員揃ってご飯を食べることも外食することもほとんどなかった。

高校生ぐらいにもなると帰り道にファストフード店へ寄る同級生たちもいたが、帰宅部の俺にはさして興味もなく、こうして大学生になるまでファミレスなんて寄りつかなかった。


「ふうん。私はよく来てたよ、高校生のとき。スイーツが安いからさ」


彼女はミートソーススパゲティを注文していた。パスタは食べ方の美醜が諸に表れる料理だけれど、彼女はパスタを器用にフォークに巻き付けて一口で食べた。

焼肉とか回転寿司とかも行ったことない。一口大にハンバーグを切り分けながら言うと、彼女は大袈裟に驚いた。


「回らない寿司しか食べないってこと?金持ちだなー」

「ちげえよ。うちの家族、別に寿司好きじゃないから行かないだけ。焼肉もそう」


どこの家だって特に好きでもない料理を食べにわざわざ出掛けたりしないだろう。


「はー…なんか、寿司とか焼肉は絶対に家族で行くもんだと思ってたわ。ね、ね、今度一緒に行こうよ」

「行く行く」


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