92/250
時間旅行 ※未完
お題:未来の吐息 制限時間:15分 文字数:442字
タイムマシンが発明されて20年。過去や未来に干渉しない、過去や未来のものを現代に持ち帰らないという細かい条件がいくつか付きながらタイムマシンでのタイムトラベルが一般人にも開放された。
タイムトラベルで遡れる過去は100年前まで、進める未来は100年後まで。現在のタイムマシンの精度ではもっと過去まで遡れるしもっと未来まで進めるけれど、“タイムマシンによる時間軸の行き来”が過去や未来にどのような影響を与えるかは未知数なために、前後100年と決められている。
タイムマシンそのものの開発費や運営費は膨大で、必然的にタイムトラベルも高額なものだ。庶民では簡単に払える金額ではない。
しかし、庶民の私は今日、タイムマシンに乗り、20年後の未来へ向かうことになっている。私の年収ならば一生かけて貯金してもきっと乗れなかったであろうタイムマシンに偶然とな言え乗れるのは感無量だ。
他のタイムトラベラーと共にゲートを抜けて実際の機体を目の前にする。これがタイムマシン。車に近い形。胸が熱くなる。




