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チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
69/250

ミコさんとロカちゃん ※未完

お題:孤独なブランド品 制限時間:15分 文字数:415字


ミコさんはすごく綺麗な人だった。ぱっちりした目にふさふさで長い睫毛、うっすらとピンク色の頬にすっと通った鼻。ミコさんは細くて赤い唇がコンプレックスらしいけれど、私の厚ぼったい唇より何倍もセクシーだ。

ミコさんがブランドもののシンプルなワンピースとヒールの高い靴で街中を歩けば、男女問わず色んな人が振り返る。あの人キレイ、モデルか何か?、スタイルいいね、ちょっと何見とれてんの?とあちこちからヒソヒソ聞こえる度に一緒に歩く私は惨めだった。

しかし、ミコさんは、ロカちゃんはかわいいよ!一緒に歩いていて誇らしいもの!と言い切る。そこにお世辞はなくて、どうも本気で言っているらしい。身長153cmの私は174cmのミコさんからすると小動物みたいでかわいいらしい。

ミコさんはその美貌から同性にあらぬ疑いをかけられやすいらしく、同性の友だちはロカちゃんしかいないと言った。確かにミコさんが他の女性と一緒に歩いているところを見たことがない。


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