ひとりのごはん ※未完
お題:振り向けばそこにうどん 制限時間:15分 文字数:469字
「いやね、作るの楽だし後片付けも楽だから結局うどんになっちゃうんだよね」
「毎日うどん食って飽きないのすごいよ。私は1食でいいや」
「そんなこと言って、パスタばっか食べてるくせに」
「だって作るの簡単だし後片付けも簡単だし」
「ほんと、麺類は常備してないと死ぬ」
昼間の気温は猛暑日をとっくに越え、怠さに磨きがかかったところに今夜は熱帯夜ときたもんだ。バイトがないと言っていた友人Kを誘って今晩は外食。二人の家に近いファミレス集合。一人暮らし同士、気軽に誘ったり誘われたり、こういう点では楽。どちらかの財布が寂しい場合は家飲みに変更すればいいし。
夏バテ防止!とKが頼んだ夏野菜カレー、ガッツリ食べたいと私が頼んだトンカツ定食がテーブルに並んで、いただきます。一人暮らしだと毎日自分が食べる分だけご飯を炊いてお釜を洗うのは面倒だから、たくさん炊いて残りは冷凍が常。冷凍はやっぱり炊きたてのご飯に劣るからどうしても炊く回数は減っていくものだと思う。
「でもさ、やっぱり麺ばっか食ってると飽きるよね」
「だね。パンも飽きるし白米最高」




