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チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
56/250

マメと同居人アキ ※未完

お題:犬の雑踏 制限時間:15分 文字数:351字


犬である。僕は犬である。

何かの比喩表現ではなくイヌ科イヌ属の、愛玩動物の、わんわん吠えるあの犬である。

僕は人間とひとつ屋根の下で暮らしている。


「おはよう」


頭をかきながら大あくびをしたのは僕の同居人、アキである。ようやく起きてきたか。腹が減った僕が彼に飯の催促をすると彼はあくびをしながら飯の準備を始めた。相変わらず寝起きはよくない。

世間的にはこういう人間を犬に対して飼い主と呼ぶらしいが僕はあくまでも飼われているのではなく同居しているのであるから同居人と呼ぶ。まあ、餌をくれるし遊んでくれるし、僕よりすごいとは思っている。


「ほれ」


アキは飯の入った器と水を床に置いた。腹が減っていたのですぐに食べはじめる。アキはそれを少し眺めた後、いつものようにシリアルと牛乳の朝飯を食べはじめた。



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