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チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
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夜の音楽室 ※未完

お題:怪しい音 制限時間:15分 文字数:453字


夜の音楽室は人がいないにも関わらずピアノが勝手に曲を弾きはじめる。どこの学校でも七不思議のひとつとしてありそうな信憑性に欠ける話。それを昼休みに友人Aから偶然聞いた。Aは話のついでに教えてくれただけなので詳しいことはわからなかった、昼休みが終わっても放課後になってもその話は妙に引っかかっていた。これといって怪談話に興味はないのだけれど、今日は宿題もないし見たいテレビもないから、この話を調べてみようと思った。


一旦家に帰ってから再び学校へ向かう。いつぞや生徒会長の友人Bに聞いた抜け道から校内へ入る。校内は真っ暗だけれど、非常口の明かりがぽつぽつと不気味に光っていた。私の足音以外は響かない校内をドキドキしながら歩いたが、4階の音楽室には意外とあっさり着いた。廊下から耳をすませても何も音は聞こえない。うるさい心臓を諌めつつ扉の窓から室内を覗き込む。


当たり前と言ったら当たり前だけど何もない。いつもどおりの音楽室だ。


ほっと胸を撫で下ろした瞬間、リーンという鈴の音がどこからともなく聞こえてきた。


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