表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
27/250

君へ ※未完

お題:愛すべき葬式 制限時間:15分 文字数:297字


死がこんなにもあっさりしているとは思ってなかった。僕は彼女が死んだら泣くと思っていたけれど不思議と1滴の涙も流れなかった。ベッドの上で眠っているようにしか見えない彼女をぼんやり見つめながら、死亡届けを出さなきゃとか葬式の手配をしなきゃとか現実的なことが頭にいくつも浮かんで、しかしそれも彼女を見ているうちに頭から消えていってしまった。

彼女は眠ったまま逝ってしまった。実感がわかない。今にも目を覚まして、来てたんだ?と笑いそうなのに、彼女がそうすることはもうない。もうないんだ。最期に耳元で告げた言葉は彼女に届いたのだろうか。

「 」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ