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チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
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ちょっとした予感

お題:刹那のサラリーマン 制限時間:15分 文字数:390字


駅に電車が到着し、乗客が乗り降りする。電車を降りた女性がホームを改札口の方へ歩く。すると彼女のスカートのポケットからハンカチがひらりと地面に落ちた。そのとき女性とすれ違ったサラリーマンの男性二人組が女性とハンカチに気づいた。サラリーマンたちは電車に乗ろうとしていたのだが一人がハンカチを拾って、女性の後を追いかけた。一緒に歩いていたもう一人のサラリーマンは置いてきぼりをくらう。


「すみません!」


女性が振り返る。切れ長な目が印象的な美人。年齢は見た感じ男性と同じ20代だろうか。


「これ落とされましたよ」

「あ、すみません。ありがとうございます」


女性は男性の手からハンカチを受けとり、小さく頭を下げて歩いていった。男性は美人だったなと思った。そのとき電車のドアが閉まった。もう一人のサラリーマンがやってきて次の電車に乗ろうと声をかけた。二人は近くのベンチに座った。


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