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チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
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再会

お題:都会の錬金術師 制限時間:15分 文字数:401字


駅で偶然にも高校の友人と会った。お互いにこのあとは暇してるとのことで居酒屋で友人はビール、俺はハイボール片手に乾杯。適当に頼んだ料理を摘まみながら近況を話す。 互いに大学では何をしているのか、学部の話だったりサークルの話だったりをしているだけでどんどん時間が過ぎる。

友人は都会に住んでいるというのに大学はけっこうな田舎の所らしい。周りは田んぼばっか、夜道は外灯が少ないから怖いと笑う。スマホに入っている写真をいくつか見せてもらった。


「自分の住んでる場所って都会なんだなーって再確認。電車もバスも一時間に2本だし、もっと色々増やしてほしいんだけど採算取れねえんだろうなーってさ。パンッて手を合わせるだけで何でも作り出せたらいいのに」

「そしたら学校なんか行かねえだろ」

「言えてる」


都会と田舎のどちらが恵まれているかはわからない。田舎だけど楽しいぜと友人は笑う。俺も都会だって楽しいぜと笑う。


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