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チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
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宇宙への妄想

お題:真実への妄想 制限時間;15分 文字数:567字


宇宙というのは現在も膨張し続けているんだ。理科の授業で先生が言ったことに衝撃を受けて、思わず持っていたペンを机の上に落とした。マジか。宇宙ってまだ大きくなってんのか。今ですら人間が知っている宇宙の大部分は太陽系ぐらいで、火星に生命があったかなかったかで意見が分かれているというのに、人類が宇宙の全てを理解するのは一体いつになるだろう。きっと人類が宇宙の全てを知る頃には地球が滅んでいるか、人類が他の惑星に移住しているだろうけどね。もしくはもっと文明が発達して、新たな万能エネルギーを使っていたり地球温暖化への対策が完璧だったりするかもしれない。何百年先の話なんだろうね。

机の上に広げたノートの片隅に落書きをする。いつぞやの探索で火星じゃ水の痕跡しか発見出来なかったらしいけど、こんな火星人がいたら良かったのになあ。2本の触手を手のように扱うクラゲみたいな形の宇宙人。そもそもこの宇宙人のイメージって何からきてるんだろうね。

水金地火木土天海。ちょっと前なら冥も入ってたんだぞ、という先生の言葉。冥の字って難しいから惑星から外れてくれて良かったな。でも、冥王星からしたら今までの仲間に急にハブられたんだよね?かわいそう。お前小さいから惑星じゃねーし。何デカイ顔してんだよ。あ、す、スイマセン惑星の皆さん。みたいな。冥王星超かわいそう。


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