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チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
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夜に散歩 ※未完

お題:遠い躍動 制限時間:15分 文字数:543字


テレビの中にいる芸人がクイズに正解したところで、散歩しよう、と突然言い出したのは私の隣に座って同じようにテレビを見ていた彼の方からだった。

いつ?

今から。

今からって、もう夜中だけど。

振り返ったリビングの壁にかけられた銀色の時計は既に夜中の0時を10分ほど過ぎ、一体いつの間に日付が変わってしまっていたのだろう。

まあ、いいよ。

二人して出掛ける準備を始める。

辺りはもうすっかり真っ暗、というか知り合いに出会う可能性は低いだろうから、私たちは部屋着のTシャツとジャージのまま、財布とスマホと鍵だけ持って部屋を出た。

テレビを消す前に、先ほどクイズに正解した芸人が何かギャグを言ったのだろう、司会者や他の解答者が手を叩いてわらっていた。


私たちのアパートがある場所は田舎と都会の中間といったところだろうか。

家の前にある昼間は人通りの多い道もこんな時間帯では人っ子一人おらず、車も通らない。

どこまで行く?

うーん、コンビニ?

いちばん近いコンビニまでの道のりは歩いても片道20分ほどかかるけれど、私たちは頻繁に行く。

何か欲しいものでもあんの?

いや、ないけど。

まあ、じゃあ、コンビニでいっか。

大きな通りから外れて田んぼの側の細い道を進めば、途端に蛙の大合唱が聞こえてくる。


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