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チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
176/250

レッツゴー ※未完

お題:秋の解散 制限時間:15分 文字数:460字


「かいさーん」


生徒会長が場にそぐわないのんびりした声で告げて、その場にいた生徒会メンバーははあ?と聞き返し、僕は脱力してしまった。


僕の所属する生徒会の面々はちょっとした用事があるから黙って着いてこい!と生徒会長に言われ、本来は授業中である午後1時に学園から離れ、電車に乗って近くの山へとやって来た。

ケーブルカーに乗って楽々と頂上へ辿り着き、山からの絶景を眺め、休憩を終えたところで生徒会長が生徒会メンバーを集めて「かいさーん」と言い放ったのだ。

本当にこの人は何も考えていないんじゃないのか?と疑ってしまうぐらいに、我らが生徒会長はよくわからない行動ばかりする。

一応学年で五本の指に入るぐらい頭のいい人なはずなんだけど。


いやいやいや!と元気に真っ先に会長にツッコんだのは会計。


「会長!俺たち会長に着いてきただけで何にも知らされてないから!」

「っつーか、あたしら何でここまで連れてこられたん?何したらいいん?」


会計に続いて会長に質問したのは関西出身の書記だ。

んっとねー、と会長が顎に手を当てる。


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