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チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
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高級品の時間

お題:黄金の夫 制限時間:15分 文字数:383字


本当にこの人が社長でも金持ちでもなければ今頃どんな結婚生活を送っていただろうなんて出勤する夫の背中を見送りながら思った。

夫が社長を務める会社は確かに規模も大きくて忙しいのはわかっているけれど、ため息のひとつもつきたくなる。夫は会社に泊まり込むことが多く、家に帰ってきてもすぐに寝てしまって翌日は朝ご飯もろくに食べず会社へ行ってしまう。一緒にいる時間も、会話する時間もほとんどない。

夫が社長だけあって、うちは裕福だ。自覚している。夫は普段一緒にいられない分、私が欲しがっているものは何でも買ってくれる。高級ブランドのバックだって豪奢なアクセサリーだって何だってもちろん嬉しい。けれど、私が本当に欲しいと思っているものを夫はくれない。このブランド品たちを買ったお金で夫の時間を一時間でも買うことができたらどんなにいいだろうかとバックやアクセサリーを見て思ってしまう。


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