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チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
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恋愛占い ※未完

お題:難しい感覚 制限時間:15分 文字数:474字


「この石からあの石まで目を瞑って歩くの。無事に辿り着いたら恋愛成就」

「えー、けっこう距離あるなあ」


縁結びで有名な神社に友人とやってきたら何やら妙な人だかりがあって、よく見たらそれは2つの石が中心にあった。ああ、恋愛成就のやつかと呟いた友人に聞けば、手前の石から数メートル離れたもうひとつの石の間を目を瞑ってまっすぐ歩けたら恋が叶うらしい。


「マコ、やってみる?」

「せっかくだし、やってみようかな」


わざわざ石の間を歩くだけなのに順番待ちの列ができている。並んでいる人は私たちと同じくらいの若い女性が多く、私たちも最後尾に並んだ。私たちの番までかなり時間がかかりそうだけれどこの後の予定も特にないので2人で雑談する。私たちの2つ前の人は歩き出して数歩で右に、1つ前の人は真ん中あたりで左に逸れて行った。まっすぐ歩くのは案外難しいらしい。あっという間に私の番。


「よし」

「がんばれ」


めを目を瞑って歩き出す。不思議な感覚。足を踏み出すのが怖い。周りのざわめきや友人の声がやけに耳につく。しばらく歩いても手には石の感覚がない。もしかして


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