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チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
127/250

silver ※未完

お題:限りなく透明に近い凶器 制限時間:15分 文字数:435字


彼女が右手に構える拳銃は透明だった。

僕には構造がよくわからないけれど内部まで透けて見える。

見える弾丸は6発、か?

彼女は物騒なそれを僕に向けたままニコリともせずに言う。


「一発で死ぬか拷問されて死ぬか選んで。どっちも地獄だけどさ」


背中を冷や汗がつたう。

僕と彼女は周りをぐるりと敵に囲まれていたのに、彼女は拳銃一丁でそれら全てを倒し、僕を助けてくれたはずなのに。

何故その二択になるのか。

彼女は答えられない僕をじっと見つめ、やがて構えを解いた。


「助けた訳じゃない。あなたが偶々私の近くにいて助かっただけ。でもまあ、君が敵じゃないなら殺さない」


彼女は透明な拳銃のトリガーに指をかけてくるくると回す。


「こいつら何だったの」

「さあ…」

「君、何もわからないのに襲われてたの?不運ね」


銀色の長い髪、同じく銀色に輝く瞳。

顔かたちが整っている美人なのは間違いなかったが、生憎その目には温かさなんて欠片もなかった。

いや、そもそも表情が欠落している。


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