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チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
104/250

待ちぼうけ ※未完

お題:免れた別れ 制限時間:15分 文字数:293字


「あ~、なんでこうなるんだ…」


電話を切ってベンチに座り込む。びゅうっと吹き付けてきた風が冷たくて、ぶるっと身震いをした。


目の前に聳え立つ巨大なクリスマスツリーを見上げる。天使や靴下などのオーナメント、きらきら輝く電飾、天辺で目を惹く星。そんなツリーの周囲ではカップルや家族連れが楽しそうに笑っている。俺も本来ならこのクリスマスツリーをひとりで見る予定じゃなかったんだ。


先ほどまで電話していた感じだとユミコの怒りはまだまだ収まりそうにない。折角のクリスマスだからケンカは一時休戦といきたい、なんて言ったのが余計だった。話している途中で切られてしまっては掛け直す勇気も出ない。


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