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チョコレートを食べながら  作者: 藍沢凪
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カレーライス ※未完

お題:黄金の昼 制限時間:15分 文字数:534字


僕はカレーライスが好きで好きで仕方ない。野菜たっぷりのカレー、海鮮盛り沢山のカレー、肉々しいカレー、スープカレーにキーマカレー、甘口中辛辛口、なんでもござれ。三食カレーでも平気なぐらいにはカレーが好きだ。

様々なスパイスと具材が醸し出すハーモニーは何とも言えない。僕は色んなカレーを食べ比べて自分好みのカレーを探すのが趣味なので、初めて入るお店にカレーがあったら必ずそれを注文する。


そんな僕の毎日の昼飯は時間が限られているので、ほとんど学食でカレーを頼む。出てくるのが早い、かきこめる、そこそこにうまい。そんな理由で今日もカレーを頼み、弁当を準備している友人の元へ戻った。


「おまたせ」

「お、カレーか」


この友人はほぼ毎日弁当を持参しているので学食に来たことは片手で数えられるぐらいしかない。学食についてからきょろきょろと食堂内を見回し、みんながトレーにのせている料理を見ていた。

僕が席につくと友人は弁当の蓋を開ける。野菜や肉がバランスよく詰められた弁当は母親お手製らしい。


「あったかい飯って羨ましいわー」

「学食で食ったことない?」

「うん」

「一口食う?」

「あ、カレー嫌いだからいい」


僕は雷を撃たれたような衝撃を受けた。カレーが嫌い?だって?


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