黒ずくめの進軍
この小説は、小説グループ「ナマハゲと。」の第1作品目です。
5年生のときに書いた小説のため、日本語が変だったり、
表現がうまく出来ていない場面、絶対にありえない場面があります
できるだけの編集はしていますが、ご了承ください。
<ナマハゲと。メンバー>
・蒼菜
・椛風
・やー姉
・しめさば
<編集>
・椛
放課後・・・
委員会でエリート先輩たちとの会議を終えた蒼菜は最終鬼畜姉ことやー姉と
なんちゃってボクシングをしていた。放課後にもかかわらず、教室にはクラスメートがあふれかえっている。
いつもと変わらぬ、榴坂小学校5の2の風景。そんなおだやかな空気を壊すやつが、何も知らずに学校への侵入を
はじめた。
#蒼菜
私がやー姉からの激しいパンチにこらえていると、出口から、目以外をすべて黒で覆った男が来て言った。
「両手を挙げろ!!」
あまりに唐突なんで、教室にいた38名全員が一斉にハモった。
「両手を挙げろ??」
そのとき、私は悟った。こいつは今世界中で事件を起こしている秘密結社αの子分だと。
目以外を黒で覆った覆ったその男の流暢な日本語からしても、国籍を見分けることは
出来ない。
その男は銃を持っていたので、私はそっと背後にまわりこんで、(彼はどうしたことか、出口から入ってきた。)買ったばかりの0,3mm赤ボールペンを頚動脈に突っ込んだ。崩れる男。きっと死ぬまい。きっと。
「蒼菜さん、なかなかやるね。」
先週、体育着を持ち帰るのを忘れたのか、なかなかの臭いを漂わせるゆっちが言う。
けど、今はそれどころじゃない。銃はおそらく実弾で、おまけに1発も打ってないなんて好都合。
5の2の所得になった。この男の顔に、たけっちとさいとうくんが油性のペンで落書きをして、
模造紙にくるんで終り。
でも、敵は少なくとも、もう1人はいると思ったら・・・
「***幼稚園出身の生徒は速やかにつつじホールに来ること。」
放送だ。低い男性の声からして、外部からのものだろう。そして***幼稚園って私やん!
たけっちが「健闘を祈る!!」といってくれたんで、私は同じ幼稚園のるい君を連れて敬礼!
何もないといいけど・・・