表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
REMEMBERーWorld Memorialー  作者: CODE393⇒紫晶 朔実
第Xx+1章ー瞳に見えるモノ
21/77

ギボウシー反乱

ぎりー!

ー俺は今…どうしてこんな所で寝ているんだろう…。

ー早く、早く…見つけなければならないのに…。


【数日前ーNight王国】

『反乱』ー聞こえの悪い言葉、自分はこの言葉が一番嫌いだ。

 しかし、国があればいつか滅ぶように反乱も完全に防止するだなんてことは不可能である事は十分学んできた。今もだ。

 下の城の門の前、暗い夜空の下で反乱を起こした国民が群がり声をあげている、ここからだと何も聞き取れないし顔も見えない。ただ自分は…眺めているしか無い。

 父上はこの国の王だ、今まで何も無く国民も不満の声を上げることなんて無い、平和があった。何かが起こるのであれば少しの前兆でも父上なら見逃さなかったはずだ。…父上が予測出来なかった、これには裏に何かがある。

 この場合は裏切り者が居るか、もしくは誰かが裏で糸を引いているか。そう、歴史書から学んだ。

「ルビ王子。」

 窓の外を覗いていれば、後ろから必ず呼ばれる。

「王子、外が気になりますか?」

「…気になる。」

 その人…いや、執事の弟は自分の隣に寄ってきた。父上は血縁関係は無いと言っていたが、この瓜二つの顔はどう見ても双子だ。

「仕方がないのです、国があれば同時にこういうこともあるのですから。」

「知ってる。」

「さぁ、就寝のお時間ですよ。」

 外は暗い夜、ずっと明けない永遠の夜。しかし眠らなければ身体が持たない。

「あぁ、お休み…。」

「おやすみなさいませ」_


ー…パチパチ…。

 何かが弾けるような音が微かに自分の部屋の外から聞こえる、その音に起きた自分は気になって目を擦りながら扉を少し開いた…。

「…っ!!」

 いつも薄暗い廊下がやけに明るいー火の粉だ、火の手が廊下の向こう端で上がっている。

「…嘘っ…そんな…。」

 自分は初めて見る大きさの炎に戸惑い、その場に立ち尽くしていた、どれだけ恐ろしかったものだろうか。

「…ルビ王子!!」

「サファ…何だこれは…!」

「とにかく隠れましょう、命を狙われております故っ!」

 そのまま手を引っ張られ、部屋のクローゼットの中に入れられてしまった、サファと呼ばれた執事は所々服が焦げている。

「…王子…いやルビ兄さん、よく聞いてほしいんだ。」

 その時だけ…其の時だけは弟は双子という関係に戻ってくれた、真剣な顔で自分に話しかけてくる。

「兄さんは今見つかってしまえば殺されてしまうんだ、絶対に。」

「今、城内は…。」

「反乱を起こした国民が血眼になって王家を消していってる…此処ももう時間の問題なんだ。」

 サファがあまりにも真剣に話すから、嘘でないことは容易に分かった。

「じ、自分はどうすればいい…!」

「兄さんは死んじゃいけない、またこの国を立て直す役目を父上から担ったはずなんだよ。」

「でも…見つかってしまえば…。」

「だから…服、交換しよう。」

 サファは真剣な表情でそう言った。確かに服は同じサイズで着られるが。

「…まさか…!」

 すぐ察した。察してしまった。彼が自分の身代わりになろうとしていることに。

「駄目だ、そんなことしたら…!」

「大丈夫、僕らは双子だよ。昔、よく交換して遊んでいたじゃないか。」

「でも今は…。」

「…ほら!兄さんそっくりの髪。」

 そう言ってサファは自分そっくりの髪型に整えた。本当に瓜二つになった。

「きっと今回も誰にもわからないさ、さぁ。」

 やむおえず、服を交換した。目の前には自分に変装した弟の姿、とてもよく似合っている。

「もう僕行くね。城の外、『あの場所』で久しぶりに落ち合おう。」

「うん…。」

 サファが出ていってしばらくした後、自分も外に出た。火の手はもう殆ど回っていて、早く逃げなければ巻き込まれてしまう。

ーそこにいるのは誰だ!

 まさか部屋の目の前で反乱している国民に見つかった。無意識に走り始め、気が付いたら逃げていた。

ー追え!!逃がすな!王子の居場所を吐かせるんだ!

 怖い、恐ろしい。人は…いや生き物はこれほどまでに殺気を発するものか…!

 しかし道を間違えてしまったらしく正門に出てしまった。

ーそこのやつ止まれ!

 バァンッと一発、燃え盛る音と共に銃声が響き渡る。

 身体を翻したが、自分の左目のまぶたに大きく掠り、痛みで左目を閉じ、見えなくなってしまった。

「っ…逃げなければ…。」

 発砲した国民…生き物の横をすり抜けて、自分は…俺は夢中で逃げ出した。


【悪夢はまだ覚めない…。】

おはこんばんにちは、CODE393です。

過去編?というか気まぐれです!(時間が

続きが思いつかなかったんだ(おい)でもこれもいれておかなければなんとも言えなかった。

ではまたこの世界でお会いいたしましょう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ