あなたと
例年よりも涼しかった夏を過ぎ、紅葉が紅くなってきたころ
19歳の僕はあなたに恋をしました。
きっかけはふとしたことでしたね
最初抵抗はあったけど話をしているうちに惹かれていきました。
話をしていくうちに俺が守らなければ
という使命感が生まれ、あなたを一生守っていこう
この先どんな困難があっても守っていこうと思いました。
そういうとあなたは
ありがとう
今にでも泣きそうな声で一言だけいいました。
なぜ泣いているのか僕はわかりませんでした
その夜あなたと共に過ごした夜はとても儚いものでした。
出会ってから2つの季節が過ぎ
これから桜が散ろうとしてたころ
あなたに愛の結晶ができましたね
僕は、焦りや喜びなど様々な感情が胸の底から湧きましたが
あなたはただただ首を横に降りましたね。
どういうことかと聞くと
あの人に恨みや憎しみはあるけどこの子には愛しかない
と僕につげました。
あなたはと聞こうとすると
ごめんなさい。君のことは今までの人生の中で一番愛していました。でもこれからはもっと愛を注がなければならない人ができました。私の人生に輝きをくれてありがとう。愛しています。
そういって僕の目の前から行きました。
あなたとこれからを過ごせていればどれだけ幸せだったのだろう
春は夜桜、夏は海と山、秋は紅葉、冬は雪景色
それとあなたがいれば私の人生は輝いていたのでしょうか
しかし、僕はあの場所に思い出だけを残していきます
またあなたと会えることを願ってます。
ありがとう。僕も愛しています。