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詩集「くらしいの歌」

作詞家と青朝顔

作者: くらきしい

旗なき反抗

空き缶を踏みつけて

愛ある創造

万年筆をそっと立てた


夕闇の中を猫が駆け抜ける

伸びる影と子供の泣き声

耳をふさぐ自分に嫌悪した


友なき逃走

土壁を蹴り倒し

花ある酔狂

青朝顔が凛と笑う


新月の夜は風が唄うのさ

わらべ歌を一人奏でる

耳を澄ませ心を開いた


紡いだ言葉にしか素直になれない

両極端な感情が揺らめいて

去りゆく他人も当たり前

遅寝早起き

朝顔の土に水を注いだ

ほら、綺麗な声聴かせてよ


旗なき反抗

空き缶を踏みつけて

愛ある創造

万年筆を振るえ


さあ、青朝顔

この唄を一つ贈ろうか










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