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200文字小説

鉛空【200文字小説】

作者: 白波

 雨が降る直前の空を鉛色の空なんて表現することがある。


 そこから降るのは鉛ではなく透明の雨なのだが、重い雲が垂れさがってきそうだ。


 それを見て、雨を予想し家路を急ぐ。

 ゆっくりと歩いている人は家が近いか、折り畳み傘でも持っているのかもしれない。


 自分は折り畳み傘を持っている側の人間だ。


 だからと言ってゆっくりと帰るわけではないが、いつ降っても問題ないという余裕はある。


 だからこそ丘の公園で鉛色の空を眺めていた。

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