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SPIRITS  作者: Akk
Ⅰ 精霊を喰らいし者
7/26

 5

 大会が始まってから数時間が経過し、現在クロハを含め五名となっている。その内の二名ほどが、そろそろ限界がきているようで、ペースも落ち、それでも必死に料理を口に運んでいる。まもなく次のステージに進む人が決定しそうである。

 会場の人達の盛り上がりが最高潮に達し、彼らの注目が全て選手達に集まっている、そんなときだった。

『あーあー。おい、聞こえてるか、クソ共』

 若い男の声。その声に引き寄せられ、全員がその声の元に目を向ける。

 そこは女性が立っていたはずのステージ上。だが、今は布で顔を隠され、明らかにこの村の人間とは違う服を身にまとう青年。傍らに女性が倒れ込んでいる。

『俺らは山賊“プランダー”。そろそろ噂になってきてるみてぇだが、最近ここらで村を潰してる山賊とは俺らのことだ』

 ざわっとその場の全員が顔を見合わせる。

 キリエラも例外ではなかった。

「“プランダー”!?知ってるぞ…。略奪を主な活動とする昔からある山賊だ。最近は攻撃的になってきて、殺人も活動のメインになりつつあるらしい」

「……………」

 クロハは静かに青年を見つめる。

『今日、俺らプランダーがこの村に流れ込む。もうすでに、その準備は出来ている』

 先ほどよりも大きなざわめきが広がる。それを、青年は腰に付けていた銃を天井に向けて二発ぶっ放す。悲鳴とともに声はなくなった。

『おい、黙れよ。まだ話は終わっちゃいねぇ。俺らが何故この村に乗り込むのか。それは、先日ルンペンが入村しただろう?ソイツが、プランダーが現在追いかけている人物だ』

 皆が弾かれたようにクロハに視線を向ける。その中にキリエラも含まれていた。

「……うそ、だろ?」

 だが、クロハは何も言わない。

 代わりに青年が高らかに笑いながらクロハを指さす。

『あっはははは!!なんだよ、そんなとこにいたのか。それなら、もういっそこの場で射殺してやろうじゃん』

 青年は今度はその場全員に問いかける。

『さぁててめぇら、これから聞く二択に答えろよ?一つ、そこのルンペンを助けて村を潰す。二つ、そこのルンペンを差し出して村を守る、だ』

 布の隙間から、ニヤリと上がった口角が見える。再び村人達にざわめきが広がった。

 だが、広まるだけで、誰も行動には移さない。青年も段々イライラし始め、貧乏揺すりをおこし始める。そんなときだった。

 クロハがすっくと立ってステージへ向けて歩き始めた。キリエラは慌ててクロハのコートを引っ張ろうとするが、手は届くことはなかった。

「クロハッ…!!」

「あなたは、ついてきちゃいけない。ここに、あなたは必要ない」

 クロハは小さく呟くと、人混みに紛れてキリエラの視界から消えてしまった。

「クロハ……」

 青年は心底驚いたようで、しばらく無言だったが、クロハがステージに上がり始めるのを見て、先程の調子を取り戻した。

『おやおや、感動するね自分を犠牲にすることを選ぶんだ。でもね、あんたらは知ってるか?コイツが何をしたかってのをさ』

 クロハがようやく青年の真横につく。青年はクロハに銃口を向け、視線をそらさないように言う。

『コイツは、俺らの仲間を殺した、人殺しなんだよ。そればかりか、今まで襲った村は確実にコイツがいたところなんだが、コイツは村の連中に見向きもせずに出村しやがった。血も涙もない冷酷な人間なんだよ』

「それは、少し違います」

 ここで、初めてクロハが口を開いた。

「村の人達が亡くなったのは残念ですけど、僕は逃げたわけでも、助かりたかったわけでもありません。僕には彼らの命を守る義理なんて何もなかった、ただそれだけ。だから僕は何もせずに村を出たんです」

 そして、クロハはゆっくり右手で向けられた銃口を包み込む。

「でも、今回こうやって出たのは、食事をあんたに邪魔されたからだ」

 クロハは優しく銃を握った。それだけで銃は原型をなくし、さらさらとまるで砂のように拡散し、空気中へ流れ出る。

 青年は今起こったことが理解できないというように、布の間から見える目を大きく見開いた。

「自分の身くらい自分で守れ。雑魚が」

 驚いて動けない青年の左肩に今度は左手を翳す。そして、一瞬にして彼の左肩は破裂し、真っ赤な鮮血と肉片が壁や床、クロハの顔とコートに飛び散った。切り離された左腕は、弾むようにして床に弾み落ちる。持っていた拡張石も、かつんと音が鳴って近くに転がり落ちた。

「あ……………」

 青年は無くなったばかりの肩から下と、床に落ちた腕を放心状態で見て、今自分に起こった事を理解して、叫び声をあげた。

「うわああああああああああ!!!」

 拡張石を失って、声は辺りに響くことはないものの、生命の危機を感じた青年の叫び声は、会場全員の恐怖を煽るのには十分の大きさだった。

 一斉に会場にいる人という人がその場を離れようと散り散りに逃げ出す。

 彼等の思考はただ一つ。この場から立ち去りたい。

「………さて、あなた方が僕の後を追っていたことは知っていましたが、まさかここまで追ってくるとは思いませんでしたよ。正直ウンザリしてるんです」

「黙れ黙れ黙れ!もういい!リーダーからは殺すなとあったが、俺がこの手でぶち殺してやる!!」

 青年が叫んだ瞬間、残っていたもう片方の腕が破裂した。言葉にならない悲鳴をあげる青年を冷たく見たあと、床に落ちている青年の腕を靴のつま先で軽く蹴る。

「この手ってのは、床に落ちてるゴミのこと?まあ、いいや。教えてもらいましょうか、あなたの言う“リーダー”の居所」

「聞いて……お前は……どう、するんだ……?」

 苦痛に顔を歪ませながら途切れ途切れにクロハにきく。

「どうって……、勿論殺すに決まってるじゃないですか。だって、この追っ手を無くすには逃げてるだけじゃ無くならないと分かったので。とりあえず、あなた方を殲滅すれば、それで終わりですよね?」

「や、め……ッ!!」

「なんだか、教えてくれる雰囲気では無さそうですが、もう用済みです。どうもありがとうございました。雛鳥の鳴く声に、親が反応したようなので」

 クロハは青年から、誰も残っていないはずの会場へ目を移す。だが、そこには青年とほぼ同じ格好をした人々が大勢佇んでいた。その内何人かは馬に乗っている。

「リ、リーダー……」

 青年が泣きそうな声で自身の尊敬する者の名を呟く。

「てめぇがクロハか……」

 先頭にいた黒馬にのるフードの男が言う。声はかなり低く、野太い。体も服に隠れて見えないが、それでもがっしりとした体格をしていることは理解できる。男はちらりとクロハの横にいる青年を見た後、言葉を続ける。

「 うちの奴が世話ンなったようだな…。その礼は百倍にして返すのが、うちの礼儀だ。野郎共、やれ!!!」

 男の声で後ろに控えていた下っ端達がうなり声をあげてクロハへ向けて走っていく。

 クロハはその光景を見て、口に巻いていた布をとる。そして、クロハ自身も、ステージから軽く飛び降りると、迫ってくる人達のやや左側に左手を翳した。その手を右に滑らかに動かす。それだけで、先頭を走っていた青年、少年達が一斉に身体から血を吹き出し、吐血しながら倒れ込んだ。その遺体を踏みつけながら、彼らは止まらずに走りつづける。恐らく、そうするようにとリーダーから命令されているのだろう。

 クロハはバカな奴らだとでも言うように溜息をついて腰を落としながら左手の手のひらを地面に触れさせた。

 そこを拠点に地面が割れ、その亀裂はどんどん広がりを見せ、彼らの足下で地面が崩れ落ちる。その亀裂はなかなかおおきく、ほぼ全員がその穴に落下し、数名が亀裂を前にして立ち往生していた。

 リーダーの男は舌打ちをした。

「フェアニヒターが………。死ねッ!!」

「フェアニヒター……、破壊者、ですか。それもまた、いいですね」

「お前みたいな奴を昔書物で読んだことがある」

「僕、みたいな?」

「そうだ。お前は、体に精霊を取り込むことでその精霊を具現化した能力を使うことが出来る。今までのをみる限りは、“破壊”の力だ。そして、お前のコートについている印も、破壊の紋様だ。だが、それはおかしいんだよ」

 クロハはそっと手のひらを地面から離し、彼の話を聞き始めた。どうやら興味を引かれたようだった。

「精霊を身体に取り込んだ奴ってのは、そう多くはねぇが、全くいないって訳じゃねえ。村で人の形をした精霊として祀られたり、はたまた全く逆に人柱のように恐れられる存在となることが殆どだ。だが、破壊の精霊は人と同化することは出来ない。なぜならそれは封印という形で村に残されているからだ」

「………では、僕は一体なんだというのですか?」

「さぁな。んなこと俺が知ってるわけねぇだろ。だが、これだけは確かだ」

「……?」

「お前が、俺の敵だという事だ!!!」

 男の声を合図にするかのようにクロハの真上の天井が大きな爆発音と共に落下した。クロハははっとして上を見上げる。

「!」

 だが、何をするにも手遅れだった。

 あっと言う間にクロハは瓦礫に下敷きにされて、声も姿もなくなった。

 その光景を見ながら、男は勝ち誇った様に笑い始める。

「くっくっく………、あーっはっはっはっは!!!」

 それにつられて後ろの部下達もお互い顔を見合わせながら笑い始めた。

 リーダーの男はフードを脱ぎながら言う。

「よーし。じゃあ、この村からありとあらゆる全てを略奪しろ。殺しても良い。それが、俺達プランダーだ 」

 部下達が拳をあげて唸りをあげ始めたときだつた。

「そんなこと、誰がさせるか!!」

 不意に響いた女性の声。彼らはその声に反応して後ろを向く。

 そこには、会場から人の波に押し寄せられ、ここからいなくなっていたキリエラだった。

「あたしが相手になってやるよ」

 手には剣と言うには短く、短剣と言うには長い剣を両手に持ち、静かにそういった。

 彼らはポカンとみていたが、すぐにまた顔を見合わせながら可笑しそうに笑い始める。その中の一人の男がフードをあげながらキリエラに近づいた。

「お嬢ちゃん、悪いが女にやられるほど俺たちゃ弱くねえ。怪我しないうちに帰んな」

「女だから弱い?そんなこと、誰が決めた」

「あぁ?」

 キリエラは体をぐるりと回して男の腹を強く蹴る。ひょろりとした男は後ろの部下達の中にとばされた。

「こちとら12年間もおまえ等みたいな奴らと対峙してきた。なめんなよ」

「……クソやろうが!」

 男達が剣をもってキリエラに襲いかかり始めた。彼らをキリエラは避けて後ろに回り込み剣を後ろに突き刺す。それを抜き、今度はしゃがんで前から来る男の足を引っかけた。男は転んで倒れ、キリエラに襲いかかる同朋にふみつけられる。

 キリエラが戦う光景をリーダーの男は面白そうに笑った。

「ほお。なかなかやる奴だ。面白い」

 リーダーの男はキリエラのいる場所へ少し近づき、大声で喋る。

「女!取引をしないか?」

「おまえ等と取引なんて誰がするか!」

「なあに、難しいことじゃねえ。お前が俺達の仲間になってくれたら、この村から出て行こうじゃないか」

 キリエラの動きが止まる。チャンスだとばかりに部下達はキリエラの手足を掴んだ。

「これにNOといったら、この村を再建できなくなるほど潰し、村人を全て殺し、盗める物全て頂いてから君一人をここに残して去る。YESといったら我々は君を連れてこの村から出よう」

「それは……本当なの?本当に、そうすればこの村から出てくれるの?」

「ああ。さて、どうだ?君の返事は」

 キリエラは俯く。迷っていたし、怖かった。自分の返答次第でこの村の行く末が決まってしまうことが。だが、迷っている暇はなかった。

「………………いい」

 ぱっとリーダーの男を真っ直ぐにみて言った。

「あんたらの仲間になってやる」

 リーダーの男はニヤリと笑う。

「お前の名前は?」

「………キリエラ」

「キリエラか。良い名前だ。それじゃあ、お前ら、縛っとけ」

 部下達は返事をしてキリエラを縛り始める。何もしていない部下達に、リーダーの男は命令する。

「お前ら!盗める物盗んでから帰るぞ!」

「!?」

 キリエラは縛られた状態でリーダーの男に食ってかかる。

「約束が違う!この村から出て行くって言ったじゃないか!!」

 リーダーの男はキリエラの腹部を殴った。キリエラは血を吐きながら地面に倒れた。

「言っておくが、手加減はしたぞ。それと、俺はな、出て行くとは言ったが、今すぐ、とも、何もせず、とも言ってない。よって、村と呼べる最低限のところで止め、村人を殺し、盗める物全て頂いてから帰る事が出来るんだよ」

「嘘……止めて止めて止めて止めて止めて止めて!!いやああああああああああああ!!!」

 キリエラの目から涙が溢れ出す。

 部下達が近くの店に火をつけ、家を壊し、村がなくなっていく。

(あたしは、もう何も出来ないの……?見てるだけなの?嫌、そんなの嫌)

「でも……どうすることも出来ない………」

 その時だった。

 ドゴン!!!という何かが壊れた音。そして、パラパラと細かい石が降り注ぐ。リーダーの男は音のしたほうへ顔を向け、目を見開いた。

 クロハがいたはずの瓦礫が、もくもくとした煙で溢れ、大きな瓦礫がそこから飛び出し、音を立てて倒れた。

「痛い。まさかピンポイントで瓦礫が頭に当たるとは思いませんでした。お陰で、少し意識が飛んでました」

 煙から一つの影が現れる。そこから出てきたのは、砂埃で服を茶色に汚したクロハだった。

「クロハ……!」

 キリエラが安堵したように叫ぶ。

「おや、見知った顔がありますね。でも、なんで捕まってるんですか?」

「クロハ、助けて…!村が、村がなくなってしまう……」

 クロハは泣いているキリエラと、山賊達が破壊をしている民家、最後に山賊のリーダーをみた。

「……すいません、状況が分からないんですけど、誰か説明をしてもらえます?」

「そんなこと、どうでもいい。死に損ないが」

「そうですか…。まあ、いいや。取り敢えず、僕がすべきことは、この村を助けること」

 クロハは左の平をリーダーの男へ向ける。

 男は転がりながら右へ移動する。男がいた場所から一直線に粉々に砕ける。地面は割れ、家の壁は弾け飛ぶように壊れた。

「………ちょっと壊れちゃいますけど」

 クロハはリーダーの男へ走りながらコートを脱ぎ捨て、助走の勢いで跳ねて蹴りを入れた。

「ぐぁっ!!」

 転がり倒れるが、間髪入れずにクロハは倒れる男の腹部を勢いよく蹴る。そして、男の腹を踏みつけながら右手を翳した。

「終わりだ」

 地面もろとも灰のように無くなっていった。


        ∞∞∞∞∞


「クロハ……」

 縄が解かれたキリエラは目の前の光景を見つめながら後ろに立つ少年の名を呟く。

「これは、やりすぎだ……」

「そんなことないですよ」

 そこには、広範囲にわたって倒壊している民家、人の鮮血、つぶれた肉片、焼け焦げたにおい、立ち上る炎、えぐれてでこぼこになった地面。その九割近くはクロハがやったのである。

「これなら、プランダーに壊されても変わらないじゃないか……」

 クロハは瓦礫の中からコートを見つけ、それの土を払って羽織りながら言う。

「あいつ等だったら村人みんな死んでます。僕だっただけまだましですよ」

「お前なぁ………」

「そこまでだ!!!」

 男の声に二人ははっと一つの方向をみる。

 煤や傷だらけの武装した男達を装飾品だらけの老人が引き連れて来ていた。

「村長………。彼はあたしたちを、村を守ってくれたんです!だから…!」

「分かっている。キリ」

 しがれた声で老人は宥める。

「彼は確かに、我々を守った。だがな、彼は人ならざる者であり、災いだ。『精霊を身体に宿し者、世界を滅ぼす根元なり』。古くからの言い伝えだ」

「そんなのこの村だけにしか伝わってない!そんなの迷信に決まってる!」

「もう結構ですよ」

 キリエラの肩をクロハが優しく右手で叩く。だが、キリエラはそれに過剰に反応してクロハの手を払った。彼女の顔には恐怖が浮かんでいた。それを見て、クロハは小さく微笑んだ。キリエラがはっとして目を見開く。

「……!ごめっ……」

「僕は破壊しか出来ない。でも、あなた達は創ることが出来る」

 クロハはそう言って直ぐに、キリエラと出会ったときと同じ顔つきに戻る。

「あなたの反応は間違っていません。恐怖を忘れることこそが、真の恐怖ですから。じゃあ、今度は君が村を守っていって下さい。キリエラ」

 クロハは後ろの門へ向けて歩き始める。途中歩みを止め、口元を隠していた布を見つけたようで、瓦礫を崩しながら取り出した。砂埃を払っていると、キリエラの声がクロハの耳を掠めた。

「バカやろう!キリエラじゃない!キリって呼べって何回言わせんだ!それと、次ここに来るときには、前よりもずっと良い村にしてやる!楽しみにしてやがれ!」

 クロハはキリエラへ少しだけ顔を傾ける。

「お世話になりました、キリ」

 キリエラの我慢していた涙がどっとあふれ出し、地面や服を濡らす。しゃっくりは止まることを知らず、声が出ることを妨げる。キリエラはもうクロハに何も言うことは出来なかった。


        ∞∞∞∞∞


「クロハは、またきっと来てくれるよね」

 キリエラの涙が止まったとき、そう呟いてから辺りを見回す。

「さあ、また新しく生まれ変わらせましょう!次は、沢山飲食店を増やしたいな~…」


        ∞∞∞∞∞


 高い木の柵をクロハは見上げる。そして、後ろを向いて道の先を見つめる。

「次はどこに行きますかね」

 クロハはとにかく道に沿って歩き始める。

 ぐぎゅるるるるるる~~………。

 大きな腹の音を響かせながら。

「お腹空いてしまいました……」

これで第一章は終了です。

さて、みなさんの中にキリエラが仲間になって今後クロハと一緒に旅をすると思った方は何人いるんでしょうかね…?

そう思わせて、「なんだよ~なんないのかよ~」って笑い話にするつもりだったんですが、これ読んでいる友人がキリエラの絵を描いてくれて、デザイン頑張って考えたっていってくれたとき、罪悪感で胸がいっぱいでした。

この場をお借りして謝罪します。

本当にごめんなさい……。

本当は、この章はクロハの強さ、そして秘密を紹介する話だったので、キリエラはモブだったといっても過言ではありません(`・ω・´)

つまりトトはモブの中のモブですね笑

それと、本編では触れなかった裏設定として、実はキリエラは村長の孫娘でした。だからあんななめた口きけるんですよ。


さて最後に、こんな下手くそな文章や設定でも、面白いなと思ってくれた方は是非とも今後も見ていただけると嬉しいです!

ありがとうございました!!よろしくお願いします!!!

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