(補足) 人物紹介
本日は、この人物紹介を含め二話UPしています。
□ ミレーヌ・ヤハタ曹長
第七突撃部隊司令部付き経理総務グループ所属。
クーロイ残留中で、ほぼ休みの無い多忙な毎日だが
まさかの准将の根回しにより、徐々に環境が良くなってきている。
□ ヌジャーヒン准将
第七突撃部隊司令官。
実務能力が皆無に等しいため、『紅茶を淹れることしか取り柄のない“お飾り司令官”』と裏で揶揄されることも多い。
だが、彼の軍内外(というより、外の方が多い)に持つ”個人の伝手”による多彩な人脈と、それを駆使した調整・根回し能力は群を抜いていて、信頼を寄せる人は実は多い。
だてに准将にまで上り詰めてはいない、隠れた実力者。
□ ラーケン中佐
第七突撃部隊副司令官。
ヌジャーヒンに深い信頼を寄せる、准将の長年の相棒。
実務能力ほぼ皆無の准将に代わって実務面を一手に引き受けている。
軍上層部も二人が名コンビだと分かっていて、必ず准将と中佐はセットで動かされる。
□ ラミス伍長(元少尉)
第七突撃部隊司令部付き経理総務グループ所属。
ヤハタ曹長の上申を握りつぶしたのは、食糧現地徴発をやめたら
代わりの食糧調達を自分も担当する羽目になるのは目に見えてた(と本人は思った)から。
『そうなったら、多分仕事を私に押し付けてたんじゃない。どうせ仕事しないんだし』
というのが当のヤハタ曹長の推察。
□ ロップス大尉(元少佐)
第七突撃部隊司令部付き経理総務グループ所属。
部下だったラミス元少尉の所業は知らなかったが、一緒に責任を取らされた元上司。
仲良く(?)呼び戻され、彼は彼で、部隊でこき使われる未来が待っている。
17-01で出て来たロッペン少佐とは、姓は似ているが別人。
□ クレーネン施設長
クーロイ自治政府が管轄する、0区コロニーの廃棄物処理場の管理責任者。
ヤハタ曹長を気遣い、陰ながら色々助けの手を回していた。
□ マルク・ジェマイリ
クーロイ自治政府出向中の、第四皇子の側仕え。
都市計画部食糧課にいたはずが、突撃部隊の撤退で食糧問題が解決したのか。
いつの間にか、ガレッティと同じ総務部清掃処理課に転属したらしい。
□ ハインリヒ・グロスター宮廷伯
帝室の諜報部隊を率いる。のだが……。
今上皇帝からは、裏工作、暗殺など裏仕事全般を担うと思われているのを感じ困惑している。
□ バシレイオス・カエサリア宮廷伯
最近になって皇帝の陰謀に加わって来た。
本人は帝室至上主義というべき思想を持っており、皇帝も巻き込んで問題ないと判断したらしい。
割と強硬な意見を述べて、議論に幅を持たせる役目か。
□ クロイス・ハーパーベルト准将
帝国宇宙軍情報部所属だが、実際はグロスターの諜報部隊の指揮を執っている様子。
十五年前、妻子を亡くした事故を切っ掛けに軍に入って当時の犯人を追っている。
しかしグロスターやマクベス大佐とのつながりなど、何かと裏事情が色々ありそう。
□ ジョディ
□ シンディ
グロスターの諜報部隊に属する工作員の姉妹。
13-09で、ケイト達を攫おうとしてスタン電流を浴びせられた。
荒事向きでは無かったのか、心理的ショックを受け療養中。
□ ナタリー・カルソール(エルナン)
ようやく孫との対面を果たす。
主人公とは色々と話をしたいが、今はそれどころではないことはよく分かっている。
彼女自身ケイトは恩人だと思っているので、メグに協力している。
□ マルヴィラ・カートソン
トッド侯爵邸に呼ばれて地下会議室でメグと再会したと思ったら。
隣の母親から今から特訓だと言われて、戸惑いながらも山籠もり開始。
マクベス大佐を倒してメグを守り、ケイトを助けるため、自分の殻を破ろうと必死に修行に挑む。
□ クレア・カートソン
マルヴィラの母親にして、何かの武道を修めた師範でもあったらしい。
マルヴィラの格闘能力を育てたのはクレアだが、娘が体格に恵まれてどんどんパワースタイルになっていくことをどう思っていたのか。
今回挫折を味わった娘に、本来の自分の武道を教えていく。
ちなみに命は取り留めたけど、本人はマルヴィラ以上に大怪我中。
山籠もり中は治療も受けていないが、大丈夫か。
□ フィリベルト・ガレッティ
□ マルク・ジェマイリ
□ ジュゼッペ・タンクレーディ
□ ユゼフ・ペドラス
□ ラトヴァン・スツケヴァル
□ イーサン・トマセオ
第四皇子フォルミオンの側仕え達。
本人達の認識では、ガレッティとジェマイリは『元』が付いていない。
残りの四人は、一旦『元』が付いた。
誰も注目していない3区に渡って、何か証拠が無いかを捜索した。
一回で見つかるとはだれも思っていなかったが。
□ マンサ・アムラバト(故人)
十七年前の事故の生き残り。
本人の手記が見つかり、事故当時のバートマン中佐内偵チームの一員と判明。
医師だった彼女は、3区に残される者達の為、回収されず残る事を決断。
メグの両親たちと共に、伝染病で命を落とした。
ちなみに今まで手記が見つからなかったのは、メグ達は彼女を『一緒に生き延びた仲間』と思っていたので、彼女の部屋をひっくり返して証拠探しをしなかったから。
□ ロヴロ・ミルヌイ
第四皇子殿下の側仕え。
七人のうち、ただ一人側に残った。
□ フォルミオン=アエティオス・ダイダロス
帝国の第四皇子。
謹慎という名の引きこもり中。
部屋を真っ暗にして引きこもっていて、精神を病みかけていた。
□ マクベス大佐 (リオン)
第二二三陸戦連隊を率いるリーダー。
ケイトを攫った『クロップス宙賊団』を名乗る集団と、第二二三陸戦連隊はどうやら同じものらしい。
クーロイへ侵攻した第七突撃部隊の副司令官の一人だった。
突撃部隊の中の第二二三陸戦連隊出身者を、実質的に指揮していた人物。
人間を超越した身体能力、単体戦闘能力を持つ。
『クロップス宙賊団』の中でも恐れられ”破壊神”とコードネームがついたアンドロイドが、実は彼ではないかと目されている。
□ ペドロ・アコスタ
ラミレス共和国国家元首、兼、帝国への外交使節団長。
ようやく、一時帰国することに。
□ グンター・シュナウザー
□ セイン・ラフォルシュ
□ ライト・ミヤマ
3区生存者、伝染病を生き残りその後もメグを育てた。
今回共和国に行ってしまうため、歌謡祭の為に残るメグとしばしの別れ。
□ ランドル・モートン中尉
□ ナナ・カービー准尉
モートン中尉はラズロー中将の部下で、中将の腹心の部下の親類筋にあたる。
カービー准尉はハーパーベルト准将の部下。ただし、准将の表の職種である情報部の部下で合って、グロスターの諜報部隊とは関わりはない。
3区に潜入し、管理エリアだった宇宙船を操縦し脱出させた。
共和国には行かずトッド侯爵邸に匿われながら、ラズロー中将達の情報収集を行う。
□ ジェイク・ミラン
ナタリーの歌手活動を長年プロデュースしてきた、ナタリーの音楽活動のパートナー。
□ ガブリエラ・サニエル女史
年末に行われる、帝国第一放送の《帝国年末歌謡祭》統括責任者。
メグを今回の歌謡祭のシークレットゲストとすることを決断。
徹底した情報統制をおこなう。
数日あけて、19章もUPしていきます。
宜しくお願い致します。




