光闇戦記

+--+--+--+-序章-+--+--+--+

光と闇の雲が地へ現れた時、ひとりの神が光を持つ弱き者達に闇を宿し、その者達はいと長き闇の道へと身を投げる。

あらゆる欲望が彼らの身や想い、そして希望を奪い去り、彼らを絶望の天空へ誘う。

望みとは何か、友情とは何か、愛とは何か、力とは何か、糧とは何か、責任とは何か、優しさとは何か…

それぞれの胸中にある罪は違えども神は同じ罰を下すであろう。

何故ならその神もまた、彼らと同じく闇に染まっているから……