決闘と男娘の話
「さて、いまさらだが俺はソードマスター、レベルは49だ!」
そうそう、このバカと俺はなぜかリュカの取り合いで決闘することになったん
だったな、てかソドマスって上級職じゃん、勝てねえだろ普通にやったら
短髪茶髪で馬鹿っぽい剣士と長い髪の男にローブを被ったかわいい男娘の
パーティに絡まれるとか悲劇だぞこれ、、、
「めんどくせえな、早くこい」
適当に負けるつもりで、俺がそう言うとリュカが
「負けたら、殺す」
よし、工夫をこらして勝たないと!
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決闘が始まった、負ければ死、勝てば生が待っている。
「秘剣、一撃必中、撃s」
何やら大技を言い始めたソドマスを無視して、俺は俺のスキルを使った,
負ければ俺の命はない、リュカのほうが攻撃強いし殺されちまうんだ!
「ステルス!」
ソドマスは驚いて俺を探す
「どこだ!逃げやがったか、臆病者m」
[バリン!、ギュッギュ】
おれは落ちてる酒瓶で後ろから殴り飛ばして、ロープで縛り付けた
「くそ!いつの間に、この野郎、卑怯者め!」
「負けは負けだ、持ち金全部な、よこせおら」
「そんな約束してないだろ!」
事前に書いた決闘許可書の一番下に書いてた内容は俺が負けた場合リュカを
引き渡す、俺が勝てば全て金品をもらうというものだ、バカにはちょうどいい
お灸だ、ざまあみやがれ
「いつの間に書いた!」
「最初っからだ大馬鹿者め」
仲間の長髪の男が不機嫌そうに口を開いた。
「ふざけるな、パーティー解散だ、このステの人間に負けるとかありあえないだ
ろ」
と言い去った、ソドマスは金品を置いて逃げた、残るは魔法使いのような容姿の
男娘である、最初から普通にオロオロしてるだけの男娘は流石に
可哀想になってきた
「おい お前どうするんだ?」
「え、、ぼ、僕はそうですね、靴磨きとか、、、」
やばい可哀想だ、罪悪感が襲ってきた
「職業なんなの君?」
「え、、えっと、ガーディアンです!」
てっきり魔術師かと思った、自分で聞いておいてリュカも驚いている
「おい、ランドル、引き込め上位職の盾だぞ」
「だよな!」
「ど、、どうかしたんですか?」
ガーディアンが聞いてきたので勧誘することにした
「なあ、ウチラのパーティーに入らないか?」
「え、いいんですか?」
「今回の依頼は二人で受けちゃってるけど、次の依頼から一緒にやってほしい」
「よ、、、喜んで!、こんな僕でいいのなら」
「では、ヘイツに向かってくれ、3日後ギルド集合で」
「分かりました!待ってますね」
かくして、俺らに心強い盾職が入るのだが、実はこの盾職、すごい問題があるの
だが、それはまだ先の話である、、、
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そうして俺らは宿に入っる、噂通り汚い宿であるが、仲間が増えたことが嬉し
く、少しへやが綺麗に見えた
読んでいただきありがとうございます
次回で盗賊の話は終わります