土龍討伐戦1
なんでだろう、ウチラもヘイツのギルド内ではだいぶ有名になった、オーガ狩り
を基本とし、一日多数の依頼をこなす中堅パーティー、特にコウレイの鬼神
ぷりは【無守の盾】、という異名で、バーサーカーとして有名である、
(今回はそういえば俺視点なんだな)
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あいも変わらず騒がしいギルドで、俺たちは今日の仕事について話していた
「ラ、、、ランドルさん、今日はどんな依頼を受けるんですか?」
「いやな、今日は大規模討伐クエストに参加しようかと」
俺の目の前にいるコウレイは少し驚いてから尋ねた
「な、、なんの討伐ですか?」
「土龍 カンパネラの1階層班」
すると、後ろからリュカが一言
「大規模討伐クエストってなんだ?」
すると、少し小走りで、懐かしのセーラー服を着た受付ちゃんが説明に来た
「ご説明しますね!」
そういう立ち位置なんだね、受付ちゃん
「大規模討伐クエストとは、魔物の中でもものすごく強力なものを倒す依頼で、
40人ほどでパーティーを構成して戦います、魔物は巣を作っているため
魔物の巣を攻略するため、地下に巣がある土龍であれば、4階層に分かれるた
め階層に分かれて討伐するんです、カンパネラ戦では一階層10人で討伐する
みたいです」
「うむ、でランドルの話だと、一回層とやらの制圧に行くんだな?」
「そういうことだ」
と言っていると、途中で受け付けちゃんが依頼書を持ってきた、
「合計レベルはランドルさん40、リュカさん50、カイトルさんは55ですね
合計は145ですね、依頼を発行します!」
しかし、レベル上がったな俺ら、、、ステータスは変わってないのが
悲しいことだが、、、
「なあ、俺以外はステ上がってるんだよな?」
「私は速度と運と攻以外は100上がってるぞ攻は200上がった」
「ぼ、、、僕は速度が40上がりました!」
なんで俺だけ上がらないんだろうな、、、泣きそう
「ランドルさん実績だけでレベル積んでるんですか!?」
受付ちゃんが驚いているが、驚きたいのは俺だ、、、
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ともあれ、土龍討伐隊のメンバーがギルドの会議室に集まった
「どうもはじめまして!土龍討伐隊隊長、ミケルだ!今回は土龍討伐にあたって
説明する!巣の地図と作戦の要項を配るから目を通せ!」
スレンダーな金髪ショートなお姉さん、、、いいね!
「スレンダーな金髪ショートなお姉さん、、、いいね!、かランドル」
「リュカ。。。お前幻術以外使えないんじゃ、、、、」
「そこ五月蝿いぞ!死にたいのか!」
「「すいませんでした」」
怒られた、、、コウレイはまじめに、、、寝てる
ともあれ、土龍討伐が始まるのだった。
読んでいただきありがとうございます
すこし続きものです、楽しんでいただければ嬉しいです