山菜と男好きと仲間
コウレイとリュカと俺はオーガ依頼以降も、低級依頼をこなして生活していた、
そんななか、受付ちゃんがあるセリフを言ったことから、このパーティー
初の採集による仕事をすることになった
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「なあリュカ、流石に討伐依頼ばかりで疲れた」
「じゃあ、森林の開拓依頼でもやるか?」
「か、開拓依頼はすごく大変で、死傷者が出ます、、、」
ギルドで何して稼ぐかを3人で話していると、ゴスロリ衣装の受付ちゃん
が一言、
「一人銀貨800ぐらいなら、少し大変ですが採集で稼げますよ、山菜などを採
集してギルドに売っていただければいいですよ」
「え、それ難易度は」
「普通より難しいんですが、ステルス持ちなら楽です」
「俺か!?」
「え、、、ランドルさんにだけ負担をかけるのは、、、」
「では、安全地帯でみなさんで採集しては?半日やればそこそこ儲かりますよ」
「難易度はどんなんだ?受付ちゃん」
「低いです!時間がかかって儲からないので人気はないですが、息抜きにやる方
は多いですよ」
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というわけで俺たちは山菜や花や薬草などを狩りに来ている、
「リュカさん、、、このきのこ大丈夫でしょうか?」
「ダメダメ、それは流石にダメでしょ、紫色だよ」
「あ!!ゾンビがいる!!」
「え、、、ゾンビですか!?」
[バン!!!]
「リュカ!!突然杖で殴るな!」
「あ、ごめん、あまりに死んだ目をしてるもんで」
ああいじめだ、、、
「ランドルさんってゾンビだったんだ。。。」
「そんなわけ無いだろ!!!!!」
「ゾンビじゃなくて、デスナイトだもんね」
「リュカ!!それは同じものだ!」
しっかし、せっせか薬草を詰むコウレイの姿はなんとも可愛らしいな、うむ
「男にしておくにはもったいないな、、、」
「ショタコンめ、、、どうせ男にしておいたらもったいないなとか思ったん
しょ、コウレイさん見て」
俺の考えを読み取っているのか!?こいつはどういうことだ!?
「ランドルさん、、、全部口に出てました、、、」
「!?」
はずかしい!!やばい死にそう!
「ち、違うんだ!!俺は立派な女好きだ!」
いやこの言い方だとおれ遊び人だろやばい
「女好き、、、ですか」
「ま、違う!!!!」
「じゃ、、、じゃあ男好きですか、、、」
「!!!!!!!!!!!!!」
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後ろで笑い転げるリュカ、キョドるコウレイ、ドツボにはまるおれ、
最終的な報酬は宿代と食事代ギリギリだったが、非常に楽しかった
たまにはこういうのもいいかも知れないな、、、と思い少し買い物をして宿に
入った、もう寝てしまってるリュカと、何やら本を読んでいるコウレイ、仲間
も増えて非常に賑やかになった、ヘイツに来てよかったなと思いコウレイをみ
ると目が会い、お互いに少し笑った。
読んでいただきありがとうございます
次回からなんかTEHファンタジー展開になるかもです