最弱ナイト脱却の買い物
ヘイツの魔具店に俺、ランドルは現在来ている、魔具店とは
魔道具店とは違い、マジックアイテムという魔法を込めてある道具を売り、
その道具は魔術師以外でも使える
「店主さん、爆裂物生成小釜あるかい?」
「また珍しい物をですね~こちら1800銀貨で売りますよ」
若い兄ちゃんが店主で、なんとも初々しい感じがする、
しかしながら、銀貨千八百は安すぎる、金貨にして訳2枚、
マジックアイテムの相場は金貨10枚、銀貨1000枚で
金貨1枚、安すぎる
「安すぎないか?」
「爆裂生成なんて需要ないんですよ、、、昔はよく使ってたんですが、
劣化ボムファイアーって新しい魔法ができて、よほど魔力が低くなければこれ
誰でも使えるんですよ」
俺の魔力量だが、図った結果0に等しかったから必要なんだよな。。。
「俺は魔力が低くてな、必要だ買おう」
「ありがとうございます、小瓶付けますよ、これに生成した爆裂液入れてフタをす るんです、非常に安いんで、切れたら買いに来てください」
「ありがとう店主さん、ご贔屓させてもらうよ」
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さてこれを何に使うかだが、俺のステータスでは魔物に攻撃がまともにでい、
魔物は皮膚が固く、攻200はないとゴブリンすらきついのだ、そこで爆弾を
使うことにしたってわけだ、ステルスで近づいて投げるだけだし、お金をため
てもっとマジックアイテムを買う必要があるな、ステータスはリュカに攻抜か
れたしマジックアイテムで補助をする役割が一番俺に向いている、マジック
アイテムじゃ補助が限界だが、まあ、今よりましだ、次に防具か、、、
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「店主、防具をくれ」
ボロボロの古臭い防具店に入った、新しい所は高いのしか無いのと、人気のない
軽装は置いていないのだ,しかし俺は前線貼るわけじゃないから軽装のほうが
何かと便利なのである
「おお、いらっしゃいませ、主でおそらく最後の客じゃ」
「どういうことだ店主の爺さん」
「畳むんじゃここ、軽装しか扱ってなくてね、時代の流れじゃな、どんなもので
も一品ただでやるよ」
「本当か!ちょうど軽装探してたんだちょうどいい」
思わず頬が上がるな、すると目に入ったのは白銀を編みこんである鎖帷子の
白衣である、内部には道具入れが満載、多機能の白衣に、膝当てと肘当てが付
いている、どうやら胸当て代わりらしいなこの白衣は
「店主!この白衣のセットをくれ」
「お目が高いね、そのカタビラは魔法で腐食を防いだ一級品だぞ」
店主が幸せそうに笑っている、この感じだと結構長い間やっていた店なのだろう、そう思うとすこし寂しく思える。
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かくして俺はようやく装備を整えた、白銀の白衣は誰かの髪ににた
綺麗な白である
読んでいただきありがとうございます
今回の話は後に結構使う接待なのでネタ少なめです