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プロローグ

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 ――あなたの家に、『家電』はいくつありますか?


 きっと、すぐにお答えできる人はいないでしょうね。それくらいに家電は現代を生きる私たちにはなくてはならないものです。それなしの生活は……想像しかできない世界。

 家電は単なる灯かりから始まり、冷蔵庫や洗濯機、そしてテレビが『3種の神器』だなんて大層な呼ばれ方をして世に広まっていきました。

 それが今ではどうでしょう。冷蔵庫は自分で判断して適切な環境で食材を保冷し、洗濯機は全自動だなんて名前が当たり前になりました。テレビにいたっては映像が飛び出すだけではなく、インターネットを通じて世界と通じる魔法の扉のようになっています。きっと違う時代の人からすれば、まるで魔法のアイテムに見えているのではないでしょうか。

 きっと現代は、誰かが思い浮かべた未来図の一つに違いありません。

 また家電の普及にあわせて家電量販店も街には溢れてきました。北海道から沖縄まで、果ては離島にまで大手家電量販の看板は上がっています。誰でも気軽に便利な家電を買い求めることができる世の中。あなたの街には、いくつ電器屋さんがあるか、ご存知ですか?


 さて、前置きが長くなってしまいましたね。

 そろそろこの物語のことをご紹介させて頂きましょう。

 これはとある街の商店街の小さな電器屋さんを舞台にした物語。

 田舎から上京してきたぶっきらぼうで愛想のない細目の青年と、この街で生まれてからずっと電器屋に住んでいる素直になれない少女とが紡ぐお話。彼らの偶然のボーイミーツガールから始まり、幸せとは何か……それを探していくことになります。

 家電というモノに対してあまり知識のない青年へ、少女は家電の説明と紹介をしていくことで、二人は交流を重ねていくのです。

 この物語を通して、今、これを読んでいるあなたが、ほんの少しでも家電に興味を持って頂ければ幸いです。そして、あなたの家にあるたくさんの家電への愛着が大きくなれば、物語に登場する電器屋さんの少女もきっと喜んでくれることでしょう。

 さあ、そろそろ物語へ移りましょうか。


 ――青年と少女の二人が『少し』変わった家電を通して触れ合っていく、恋の物語を。


3年ほど前に富士見ファンタジア大賞で3次選考まで残った作品ですが、

「キャラクター性が薄い」との評価でダメでした。

難しいですよねーキャラクター性って。


家電がメインのお話ですが、

なにぶん、家電というのは流れの早い世界ではありまずか

大体2012年くらいのイメージで思ってもらえれば・・・

今の家電はもっと高性能なんだろうなぁ・・

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