表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/75

東方翠漆紫 2

日中30℃をオーバーするから熱中症に煽られるんだよね。

気が付くと知らない人達に顔を覗かれていた。その人たちは心配していたようだ。

「あんた、かなりの重症だったよ。」

赤と白の巫女装束の人に言われた。多分、撃たれたんだろうな。そして冥界いりまえの夢?

「なんとかなったのね?」

独特なオーラのある金髪の人にも言われた。

「けど、割と治ってるわ。」

今度ははたまた凄い装束の人に………あれ?全員女性??


身体を起こして辺りを見回すと全員がすこし変わった衣服の人達だった。そして、見たこと無い景色の一室だった。

「ここは?」

尋ねて黒と白の服の一風変わっていそうな金髪の子から

「幻想卿だよ。」

と答えられた。


しかし、謎の睡魔に襲われてそのまま眠りについてしまった。




「なぁ、早苗。大学まで行くのか?」

「うーん、ってなところ。凌ちゃんは?」

「まあ、そこそこの所には行きたいなって思ってる。」

早苗はすこし面白そうに微笑んだ。

「なあ、そういえばさ。早苗の家って神奈子さんとまだもう一人居るんだよな?」

すると早苗は吃驚したようで少し声が裏返っていた。

「なんで知ってるの?」

この前、早苗の家に行ったら風邪引いてただろ。と、ある日の事を説明した。

「ああ、なるほどね。確かに藍色の髪のと言われると神奈子様だね。」

「なぁ、細かいとこ訊くけどよ。」

「なに?」

「申し上げ難いのですが、様って…神奈子様と言われるのは…?」

恐る恐る訊いた俺とは裏腹に早苗は笑顔で言った。

「秘密ですけど…神奈子様は神様にあたります。」

「え?」

「まあ、そう思ってください。」

無理矢理閉じ込められたような聞こえだが。

「それともう一人、諏訪子(すわこ)様が居ますからね。」

「はぁ」

驚いてばかりの俺に早苗はニコニコ顔で見ていた。




「ねぇ、慧音(けいね)。」

「なにかしら?」

「あの子、あなたの家で看てくれない?」

「え?でも目をさますまでは。」

「そのあとで良いから。」



次に目が覚めたら痛みは完全に退いていた。

「気付いた?おはよう。」

あの巫女さんが言ってくれる。

「私はここの神社の巫女、博麗(はくらい)霊夢(れいむ)よ。貴方は?」

「小宮山凌雅…」

躊躇いがちに答えると「固くなりすぎ」と笑われた。

その時、誰かが視界に移った。

霧雨(きりさめ)魔理沙(まりさ)だぜ。よろしくな。」

黒と白の服の子だった。

隣には奇妙な空間から現れてるような形に見えるすこしオールドな方。

八雲(やくも)(ゆかり)。よろしくね。」

「私は八雲(らん)。」

その女性は尻尾みたいなものが有った。なんだか気持ち良さそう。

「私はアリス。よろしく。」

そう言いながら人形を操ってるのか、二人の人形がいきなり動き出して近くを飛んでいたのがアリスの肩に乗っていた。

「残りは追々、話すからね。」

霊夢にそう言われた。



それからはこの世界は元居た世界とは全く別物だということを筆頭に様々な事を教えてもらった。

その後はまた寝させてもらった。

どの能力が欲しいですか?という質問を戴きました。


A 紫の境界を(ryじゃないか?うん。それだな!

そして(ry…何を考えたかw

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ