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用語やら人物解説的な何か

よくあるお茶濁し回となっております。


○王都騎士団

詳細/六大騎士の頂点に君臨する王国最強部隊。所属には各騎士団での実績が必要であり、騎士試験に合格したばかりの新人が配属されることは稀。騎士一人一人のプライドが非常に高く他の騎士団との折り合いが悪い、内部でもギクシャクした関係は珍しくない。

三十年前の魔物大侵攻により壊滅の憂き目に会っているが、圧倒的な戦力差にも関わらず丸2日を戦い抜いた。自らの実力を過信した自惚れ屋が多いが、決して魔物に背を見せない誇り高さを併せ持つ。

団長及び副団長は三十年近くに渡り同一人物が勤めている。



神託都市(アストロギア)騎士団

詳細/予言者の街を守護する戦闘部隊。他の騎士団と比較すると誠実で穏やかな雰囲気が強く、モットーは「社会貢献」と「奉仕精神」。所属には予言者としての素質が必須であり条件を満たす騎士は少数。これは最重要拠点である『夢見の塔』に入る資格が予言者にしかないためである。戦闘よりも予言の整理などの事務仕事が多く殉職する騎士は比較的少ない。清貧を善しとすることもあり団員の給与は決して多くないが、所属先としての人気は高い。

団長は守護者の中でも最長在位年数を誇る謎の人物であり、守護者唯一の人格者。



○六大都市

詳細/『王都』『魔法都市』『神託都市』『錬鉄都市』『商業都市』『流刑都市』からなる王国の主要都市。とある理由から凶暴化したモンスターを集める機能があり、そのために守護騎士団が置かれている。これはキリの住んでいた村のように小さな町や集落がモンスターに襲われる危険性を軽減している。



○冒険者協会

詳細/主要都市近くの魔物討伐は守護騎士が担当するため素材回収や個人の護衛、辺境への魔物退治の依頼が多い。所属する人間の戦闘力水準は低く魔法を使える者はほとんどいない。ただし依頼自体は平穏なものが多いのであまり問題はない。よくある異世界物語のようにゴロゴロと強者がいる様子はない。



○守護騎士団

詳細/冒険者たちや衛兵たちの大多数が目標とする王国戦闘職の花形。身分保証は安定しており、本人が戦闘で死亡した場合は家族への保証がなされる。基本的に任命権は都市議会と団長に任されているために騎士たちの性質は各騎士団ごとにバラバラで、騎士団同士の仲も悪いため国レベルの大規模作戦に対する行動力は低い。一方で拠点防衛力は非常に高い。

王国の分権的統治を最も分かりやすく表している姿である。



○騎士団団長

詳細/騎士団の司令塔であり『楯』『守護者』という通称で呼ばれる。王国最強の実力を誇り、最低でも『伯爵位』が与えられるため国政への高い発言力を備えている。戦闘スタイルは魔法使いから戦士系までバラエティー豊かで、神託都市の守護者は『呪術師(カースメイカー)』。

王国内での人気が高く子供たちの間ではヒーロー的存在、大人たちの間でも色々な意味や需要で人気者となっている。

ただし人格的にはよろしくない人物が大半を占めるため、彼らと実際に親しい人物ほど『守護者』という言葉にトラウマを持つことになる。



◇◇◇


以下は人物関連



○キリ

詳細/お馴染み転生者にして物語の主人公。黒髪のハーフエルフ美少女だが、前世は男なので思考が色々と残念なことになっている。お気楽主義者で大抵のことでは相手を恨まない。

性格は『突風』ではなく『穏やかで気まぐれな風』。色々と人の話を聞かなかったり突拍子のない行動を取るのはご愛嬌。

前世はモヤシだったが今はそれ以上。体力の無さと身体の脆さは旅をするには致命的なのだが本人は気にしていない、というよりは後先考えていない。

魔法の才能と魔力量は高水準なのだが、比べる相手がレオンだけなのでキリ本人に自覚はない。

レオンはイケメン過ぎると思っている、友達として好き。



○レオン

詳細/キリの友達、ふわふわした茶色の髪と柔らかな物腰が特徴。見た目は厳かな少年だが、たまに話の中に毒が混ざることがある。キリとの初対面の時に商人の息子と名乗っていたが、正体はキリの村を含む広大な領地を支配する大貴族の長男。感情の乏しい子供だったがキリとの交流で少年らしい面が増えてきている。馬車の操縦など大抵のことは1人でこなしてしまうが家事などはできない弱点がある。

魔法の扱いに長けており総合的にはキリの10倍ぐらいは強いのだが、キリは知る由もない。

キリのことが好きだが、どういう「好き」なのかは本人にも分かっていない。



○キリエル

詳細/キリの本名だがキリ本人が既に忘れている可能性が高い。



○レオンの父

詳細/貴族らしい貴族の男性。平民を見下す一方で民は自身の所有物であると考えており手入れは欠かさない、魔物の被害や村同士の抗争などがあった際には率先して解決に乗り出す。人格的には問題があるが民衆にとっては良い領主であるようだ、ただし反逆者には冷酷。

キリによって頭を強打して以降はレオンとキリの婚姻のため下準備を黙々と進行中、二人の未来はどっちだ。だいたいキリのせい。

世界的に虐げられているハーフエルフの地位を回復させた偉人として後世に語り継がれるかもしれない。

レオンより強い。



○レオンの姉

詳細/魔法都市に行ったまま音信不通(父親限定)。基本的に自分本位な性格のようだ。間接的にではあるがキリの魔法の師匠である。ちなみに魔法都市から帰って来れないことには訳がある。

たぶん強い。



○キリの父親

詳細/他人の話を聞かない、突拍子もない行動をする等はキリと瓜二つ。人間であるのにエルフとの繋がりがあったり精霊入りのローブを所持していたあたり、只者ではない。

たぶん強い。






次回は冒険者デビューあたりを書けたらな、と考えています。


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