表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

眩しさを睨んで

作者: しと
掲載日:2026/04/13


「みんなと同じことはしたくない」

という、みんなと同じセリフ。

そんな言葉を反芻する。


気付けば自分はもう取り返しのつかないところまで来ていて、どう頑張っても未来なんてあり得なくて。

そんな状況なのに、考えないようにしていた好きな人だとか昔からの親友だとかの顔が浮かんでしまう。

あり得たかもしれない好きな人への告白、親友と行くショッピング、家族の誕生日パーティ。


そんな平凡な日常の延長線上にある眩しい未来が掴めなくても、もしかしたらあと1日、せめて、あと1日だけでもその大切な人達と一緒に居られるんじゃないかって希望を考えた時、理不尽がその理想を破壊する。



「ほら、やっぱりダメだった。」



衝撃に遅刻した痛みが私は助からないと教えてくれる。


痛みに負けた体が徐々に倒れて行く。


混乱した体は脳みその言うことを聞いてくれない。


知らない黒い服の人達が虫のように群がって来ている。


体が何回か揺さぶられた気がした。


そんな様子の私を見つめている車の眩しい目と目が合った。


警鐘を鳴らすのをやめた脳はどこか達観していた。



でも、私の心だけはその眩しさを、諦めず睨み続けていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ