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第一回ビンゴらんど
(ツイッター投稿時の状態のまま写します)
#秋 #一人 #白 #海 #気配 #猫 #夕暮れ #花 #哀
①
秋に一人。
白く波打つ海を眺めていると、ふと気配を感じた。振り向くと、自身の長く伸びた影に黒猫が一匹居座っていた。
気付けば夕暮れで辺りは赤く染まり、足元に転がる枯れた花束が風に吹かれて崩れていく。
その乾いた音に混じって、弱々しい掠れた鳴き声が聞こえた。
哀しそうだなぁ。
②
秋の夕暮れ、赤い海の底。
紅葉の並木を進めば足元で風が渦巻き、小さな手に似た落ち葉が舞い上がった。
気配は自分一人だけ。の、はずだった。
白い着物の周りには、色とりどりの綺麗な花が咲いていく。
猫のような泣き声が幾重にも木霊する。
奴らは哀しんでいるわけではない。
欲しているのだ。
③
夏には飽きた? 秋が来ました!
食欲の秋に一人の気配が
目指すは海の幸 太巻? 結構!
夕暮れに膨れっ面の猫 \メンゴ!/
蝶よ花よとおだててみては?
白けて哀れむ目が痛ェわ\(^o^)/
誰がラップしろっつったよ
( ´_ゝ`⊂彡☆))Д´) パーン