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壊してもいいモノ  作者: ヌマ
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繰り返す日常

拙い文章ですが、独自の視点はもって書いています。

一度ご覧いただけたら嬉しいです。

夕日はいつ見ても嫌いだ。

今日一日が終わってしまったのかと悲しくなってしまう。

中川の上に掛かっている長い橋を渡りながら拓也は考えていた。

思えば、いつからこうなったんだろ、小さい頃は1日の終わりは次の日の始まりだと楽しんでいたはずなのに。

そんな事を思いながら家に着いた。


「ただいま」

勿論、返事はない。

また、帰ってそして寝て、学校に行く。

そんな毎日が続く。

日常の連続性を実感していた。

「何かいい事ないかな」

ボソッと呟いてみた。

しかしそれと同時にいい事とは何なのかも同時に考えてみた。

結婚する事?それともいい仕事場で出世する事?それとも、、

そのどれもが拓也にはいい事とは思えなかった。

その時、携帯が鳴った。

「はい」

「もしもしー、今暇?」

幼馴染の夏美からだった。

「いや、ごめん今暇ない、じゃあ」

一方的に切ってやった。

嫌いなわけではない、ただ今は誰とも話す気分にはなれなかった。

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