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真良3年1月9日


<ダイス>「準備しろ、始まるぞ」

『あぁ…そういえば斧。あのまま置きっぱだったが大丈夫だったか?』

<ダイス>「使わないと判断された」

『そうか…』

俺はボタンを押し武器を確認する。

鞭…鞭の先に無数の刃物がついている。

こんなもん使い方わかんねぇ。

まぁ使ってれば分かるだろ。

『行くか。』

フィールドに出ると仮面を被っている男がいる。

<仮面の男>「あらやだぁん。可愛い子猫ちゃんみたい。」

『気持ち悪い喋り方をするやつだ』

<仮面の男>「あなた…言葉遣いがなってないわね。私の鞭で調教してあげるわぁ」

男は鞭をペシペシと地面に叩きつける。

そうやって使うのか。

俺は練習に鞭を下に叩きつける。

すると鞭は跳ね返り俺の服を切った。

『っい』

…鞭が当たったところから血が流れる。

<仮面の男>「あら。あなた、鞭の使い方も分からないのかしらぁ?」

鞭を使えるようになるにはどうしたらいい…

この勝負は、あいつの方が有利だな。

昔、アニメとかで鞭を使っているのを見たことはあるが…

こんなに難しいものとはな…

<仮面の男>「あら、止まっていると私からいっちゃうわよ~ん」

男は鞭をペシペシと地面に叩きつけ近づいてくる。

俺の前まで来ると男は右上から左下に向けて鞭を振るう。

俺は軌道を詠みきれず。鞭の餌食となる。

<仮面の男>「ほらほら、どうしたのぉん。もっと、もっと。私に聞かせて悲痛の叫びを。ってあなた悲鳴上げないわね。」

そうか。基本下に叩きつけるスタイルか…でもさっきは、下に叩きつけた結果。自分を傷つけた…

もっと別の使い方を考えなきゃな…

考えてる今も鞭を浴び続けてる。

避けようとはしてるが少し擦れてしまう。

間合い…鞭を下に叩きつけるだけじゃあいつには勝てない。鞭の間合いを最大限に活用するには…横に振るえばいいんだ…だけど横に振るうだけでは自分にかえってきてしまう…

この前の戦いみたくジャイアントスイング見たいに鞭を両手で持ち自分ごと回転すればいい…

俺は鞭を両手で強く握りしめ、男に向かい回っていく。

すると片手で持っていた男の鞭を弾き飛ばし体を引き裂いてく…

<仮面の男>「あれ、私の体が…いやあああぁぁあああ」

悲鳴を上げながらポケットに手を入れナイフを取り出すと自分の喉に突き刺した。

<仮面の男>「これで…きれ」

男は数秒もたたずに死んでしまう。

自分の体が引き裂かれて醜くなっていくのに、耐えられなかったんだろう…

俺は、死竜にクスリを貰い監獄部屋へと戻る。

『いろんな奴が命をかけて戦っているんだな…』

俺は負けられない。ここから出るために…


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