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殲滅!ポーション問答!

すいません。コソッと置いておきますね。


「ぎゃあああああああ、あづいいいいっ!」


火だるまになったジテンの部下たちが、転げ回る。

ポロもサンリも容赦なく、その炎に巻かれた山賊の首を狩る。

命令だから?それとも……まあ、いい。


「なんてこった……ジテンの奴、くたばりやがった……」


「お、おかしら……」


「くそっ!くそっ!くそっ!!

どうすんだよ!もう後戻りなんかできねえぞ!

殺るしかねぇ……殺るしかねぇじゃねえかっ!」


今まであった不文律を山賊側であるジテンが壊してしまったので、後に引けなくなってしまったのだろう。

俺としては、荷物の半分はさらさら渡す気はないから、最初から殲滅戦の予定だ。

バラけて逃げられたりしたら厄介だが、そうして逃げたところで領主軍に追われるだけだ。

それなら、俺たちを皆殺しにして、少しでも時間と逃げる資金を稼ごうという算段なのだろう。


そこからお互いの総力戦が始まる。

お頭は怒鳴り散らして、俺たち、馬車の屋根側を狙えと言い、その時、偶然にもサンリのローブを切り裂かれてしまった。

すると、それを成してしまった山賊は「ひっ……ア、アンデッドだあ!!」と騒ぎ出してしまったのでこちらには山賊が寄って来ない。


「松明だ!松明を持って来い!」


お頭は叫ぶ。

怒鳴ったり叫んだり忙しそうだが、山賊たちはこぞって馬車の床側、マチャたちに殺到する。

ゾンビはモンスターだ。慣れていない相手よりも、先ずは戦い慣れている冒険者からというのが、お頭以外の山賊たちの総意らしい。

松明は俺たちを囲むように、あちこちに落ちている。

山賊が俺たちを包囲するために用意したものだろう。

だが、それを拾って、俺たちの方へ向かおうとする奴はいないようだった。


マチャたちは数に押し潰されようとしていた。

お頭が火を用意しようとしているってことは、元冒険者だったりするのかもしれない。

さすがにゾンビなポロとサンリは火に弱い。


「アル、松明持った奴から始末してくれ!

ポロ、サンリ、燃やされないように気をつけながら、もう一度遊撃だ!」


アルファは俺の守りとして、残してある。

お頭は後ろから部下の襟首を掴んで引っ張ると「松明だ!」と喚いている。


「駄目だ!エモ、陣形を崩すなっ!」


「だってヴェイルさんがっ!」


馬車の床側の叫びが聞こえる。


「きゃうっ!」


「エモ!」


マズいな。山賊たちが必死になってマチャたちを攻撃することによって、こちらが手薄なのは有難いが、彼女たちが支えきれなくなっている。

かといって俺は屋根側にアルが並べた乗客らを保護しなければ、後でアルから怒られてしまう。


山賊のお頭と二名の部下が松明を持っていた。

すぐにアルが斬りかかるが、一人がアルの剣に気付いてどうにか浅い傷で済ませたが、アルの狙いは松明だ。

アルの剣が松明を斬り捨てる。


「ひいっ!武器が襲ってくるっ!」


「狼狽えるな!次の松明、拾って来い!」


お頭がアルの剣を弾き飛ばす。

ある意味、一番正しい対処かもしれない。

見えない、斬れないアルを狙うより、武器破壊を狙っているように見える。

あまり勘が鋭くないからこそ、見えないアルを斬るのではなく、ハッキリと実体のある剣を狙う。

剣がなくなるとアルの攻撃力はガタ落ちしてしまう。

なにしろアルは、ポルターガイスト能力が得意じゃないからな。

ただし、アルに殴られるとかなり痛いけど。


馬車の床側、マチャたちはかなり善戦しているらしい。

少しずつ叫びや、人の気配が減っている。


「くそったれ!」


捨て台詞を吐くと、お頭は逃げ出した。


「ポロ、サンリ、逃が……」


すな!と言う前に二人は動いていた。

経験上、逃げ出す兆候などを掴んでいたのかもしれない。

逃げ道を塞がれた山賊たちは、揃って撫で斬りにされるのを待つ罪人だった。


「おわり……?」


「ああ、たぶんな……」


アヤにマチャが答えるが、その口調は未だに厳しいものが残っている。


「エモっ!」


ごとんっ、と鉄の塊が落ちる音がして、イオの切羽詰まった声がする。


「……感じる限りでは、もう賊はいなさそうです」


アルファの声を聞いて、俺はようやく肩の力を抜く。


「エモ、死ぬな!」「エモ!」


イオやアヤが叫んでいた。

俺の目の前にアルの剣が所在なさげに漂っている。

アルの気持ちなんかは……聞くまでもない。

ただ、できれば使わずに残しておきたかったとは思う。

まあ、元々、アルのだしな……。


「アル。うちの母さんからお前にお土産って、ポーションがある……お前が使いたいなら、好きにしろ……」


俺は吹き飛ばされた荷物から自分の持ち物を探り当てると、中からポーションを取り出す。

ガラス瓶のように見えて、ガラス瓶ではない不思議な容器。

俺が差し出すと、かっさらうように容器は飛んでいった。

走るなよ、転ぶぞ。まあ、ポーションはそんなことで割れたりしないけどな。


やれやれと、俺はアルの後に続く。

馬車の床側に回り込むと、『イオと愉快な仲間たち』はボロボロだった。

これ、全員ポーションが必要な段階じゃねえか?

そうは思うが、ポーションはひとつしかない。

アルがポーションをずいと差し出す。

空中に浮くポーションが地面に寝かされたエモの真上で静止していた。


アルが何かを言う前に、俺が言わないとな。

まあ、既に死霊術士ネクロマンサーだとバレているから、今更だけど、それでもなるべくならアルの存在は隠しておきたい。

というか、マチャやイオたちから、アルがモンスター扱いされるのを見たくない。


「ポーションだ。使ってくれ……」


「お前……」


マチャがこちらを不思議なものを見るような目で見ていた。


「い、いいの?」


「ああ、一本しかないけどな」


イオの確認に俺は目を逸らしつつも、それだけ伝える。


「悪いけど、あたしらの手持ちじゃ、このポーションの代価は払えない……」


「マチャ……でも……」


「黙れ、アヤ。この仕事はそういう仕事だ。

エモだって、それは知ってる……。

それに、死霊術士ネクロマンサーだぞ!

死者をモンスターに変えて、操り、世に混乱を齎すのが死霊術士ネクロマンサーだ。

しかも、あたしらに魔導士だって嘘を付くような奴だぞ、こいつは!」


マチャが俺を指さしてそう言った。イオやアヤも何とも擁護しようがないという顔で目を伏せた。

ただ一人、ノマだけは俺の真意を読み取ろうとでもいうのか、じっとこちらを見ていた。

少しイラついたので、言ってやる。


「じゃあ、エモが死んでもいいんだな!

俺は死霊術士ネクロマンサーだ。死体があるなら、喜んで利用させて貰おう!

……それでいいんだな!」


「ま、待って!お願いしますっ!」


アヤがアルからポーションを奪うように、抱え込む。


「アヤっ!」


マチャが咎めるような声をあげる。


そこで押し問答してる余裕あるのかよ!


「いいから、俺の気が変わる前に使えよ……」


そう言って、俺も憮然とした顔でそっぽを向く。


「あいつに借りができることになるんだぞ!」


「マチャ、ごめん。でも、エモが死ぬなんて、耐えられない!」


「今はエモが優先だよ……お金なら私がなんとかするから……」


アヤは取り乱してるし、イオは泣きそうだし、マチャは俺を警戒しているのか腰の短剣から手を放そうとしない。

まあ、確かに俺がマチャの立場ならあれ以上に警戒してるだろうな……。


物語や噂話に語られる死霊術士ネクロマンサーは、『死』を弄び『死』を嗤う悪虐非道で冒涜的な存在だ。

さらにはモンスターであるアンデッドを操り、呪いの魔術を導く存在でもある。

俺が会いに行こうとしている国家公認の死霊術士ネクロマンサーを除けば、実在したと言われる死霊術士ネクロマンサーにはロクな奴がいない。

普通に考えて、死霊術士ネクロマンサーに借りを作るというのは、そこを起点に呪いでも掛けられるのではないかと考えても不思議はないという程度には死霊術の全貌は知られていない。


俺は肩を竦めて、飽きれたように嘆息して見せる。


「警戒は分かるよ……そのポーションは言わば、お礼みたいなもんだから……」


「お礼?なんの?」


「うちの剣の相手、してくれたろ?

おかげで、剣が機嫌良く過ごせたらしいから……」


これくらい言えば、マチャも受け取る気になるだろう。

そう俺が考えると、案の定、マチャは少しだけ悩んで、それから上手く頭が整理できなかったのか、頭をガリガリと掻いてから零すように、「わかった……貸し借りなしだな……」と言った。


「はい、はい……。

あ、言っとくけど、死霊術士ネクロマンサーも魔導士だから……国に認められてるやつもいるからな……」


死霊術も紋章魔術、詠唱魔術、儀式魔術などと同じく、オドを元とし、モンスターの魔法が基礎となっている。

つまり、魔導士を名乗る条件は揃っている。

アヤがエモにポーションを振り掛けていくのを横目に、呟いておく。

まあ、聞いてるやつはいない。

それから、朝になるまで俺たちは生きてる人間の応急手当をして、飛び散った荷物をまとめ直してと忙しく過ごす。

死者はまとめて埋葬する。さすがに目の前で死霊術を否定された直後にゾンビを作る訳にもいかない。

正直、ちょっと惜しい。アルのための実験材料が埋められていく。


生き残ったのは、前の馬車の乗客三名、年頃の女性ばかりなのは、きっとそういう意味だろう。

それから犬顔獣人とその仲間が一人、『イオと愉快な仲間たち』の五名。冒険者連中はポーションを使ったエモ以外、全員ボロボロだ。ただ、あと半日もあれば獣人たちの傷はとりあえず塞がるくらいはするらしい。

後ろの馬車は俺とアステルを含めて六名が生き残った。

馬車が横転した時に下敷きになった二人はダメだった。

それから、山賊は三名だけ息があった。

縛って連れていくらしい。


何故、らしいなどと確定情報でないのかと言えば、俺とアステルはここで取り残されることが決まったからだ。


「悪いが、あたしらは死体と一緒に歩く趣味はねえ。

貸し借りなし。そう言ったよな。

なら、ここからの護衛は降りさせて貰う……」


そう言ってマチャは四十ジンを死んだ御者の金袋から出すと、寄越してきた。

なるほど、嫌われたものだ。

馬車代含めて一人、二十ジンが二人分、俺とアステルはこの馬車に乗っていなかったということになったらしい。

ただ、ここまで来たら、歩いたところで三日か四日で『スプー』までは行ける。

馬車から放り出されたのは何とも言えないが、まあ、いいだろう。

御者が生きていれば、今回の襲撃への撃退報酬として緊急依頼も出たかもしれないが、それは無しだ。

『イオと愉快な仲間たち』と犬顔獣人とその仲間で分けることになる。

その代わり、俺のことを秘密にするという条件を飲んでもらった。

馬車は犬顔獣人たちが守っていた一台しか残ってないしな。


俺は簡易担架を作って、アステルを乗せる。

担架運びはポロとサンリに頼む。


アステルは完全にとばっちりだが、仕方ない。


「すまないな。こんなことになって……」


「いえ、ご一緒したいと言ったのはわたくしですから……」


担架の上で弱々しくアステルが答える。


「スプーまでだから、辛抱してくれ……」


俺は謝罪するしかない。

本来ならば、死霊術士ネクロマンサーの操るゾンビに運ばれるなんて、アステルからすればこの上なく恐ろしい出来事だろう。

このまま人気のない場所に連れて行かれて、自分も殺されて、永遠の虜囚となるのではないか。

普通に考えれば、そういう方向性だよな。

マチャも、簡単には殺されないという自負はあったようだが、なにしろ全員が満身創痍では、俺が心変わりした時に対応できない。

そう考えたからこそ、俺たちを捨てて行くという決断をしたんだろうしな。

少しでも、アステルの気を紛らわせてやった方がいいんだろうか?


馬車は通れないような細い道を『スプー』へ向けて歩きながら、そんなことを考えていると、アステルから話し掛けてきた。


「不思議ですね……」


「な、何が?へ、変な道とか入ってないし、ちゃんとスプーに向かってるぞ」


道が違う気がします。そんなことを言われるのではないかと、慌ててフォローする。


「その言い方だと、わたくしは森の奥で殺されて、ゾンビの材料ですかね?」


「いっ!?ち、違う、違う……」


いや、確かに怪しく聞こえてしまうかもしれないが、変にフォローしようとしたのが逆に悪く聞こえてしまったらしい。

だが、俺の狼狽をよそにアステルはクスクスと笑う。


「わ、笑うところか?」


なんだ、豪胆なのか。


「……いえ、すいません。

狼狽振りが楽しかったので。

大丈夫ですよ。ベルさんがそういうことをするようには見えませんから……このゾンビさんは見た目は怖いですけど、担架を揺らさないように物凄く配慮して下さってるが分かりますし、剣の……アールガートがずっとつきっきりで濡れ手拭いを替えてくれてますよね……たぶん……」


意外なところでアステルは鋭さを見せた。

アステルがアールガートと呼ぶのは、アルのことだ。

その存在を感じているということだろうか?


「アルって言うんだ」


「あ、もしかして……」


「ああ、アンデッドだよ」


まあ、今さら隠しても仕方ないので、素直に白状する。


「見えないアンデッドですか……」


「ファントムっていう種類なんだ……ゴーストの上位種で意思がある」


「意思が……やっぱりアールガートですね!

あ、もしかしてアールガートの正体がアンデッドということも……あ、だとしたら暗黒卿ロストワルドが死霊術士ネクロマンサーという可能性も……異世界である魔界は霊魂渦巻く霊位の世界という説明もありますし……」


「いや、それは想像力逞しすぎだろ。

死霊術ネクロマンシーに異界渡りの術があるとは思えないし、闇の波動を操って敵を切り裂くなんて、とてもじゃないけど出来ないぞ」


何故か『ダークナイト・外典アポクリファ』話をして盛り上がってしまう。

ああ、『スプー』でお別れだとしたら、『ダークナイト・悪夢ナイトメア』も読めないのか……。


「あの、死霊術士ネクロマンサーって怖いものなんでしょうか?」


唐突にアステルが言い出した。


「え?いや、そりゃ怖い、んじゃないの?

死者を操るし、呪いの力があるとか言われてるし……」


「呪いの力ですか……」


「俺は知らないけどな……」


「え、知らないんですか?」


「俺が知ってるのは、死者をアンデッドにする方法とあとはどろぼ……ああ、その少し変わった魔術を二つ、三つくらいで、呪いの魔術なんかは知らないな……」


「はあ……。あ、あの光を出すカードとか……」


「ああ、あれは俺の自作。原型は普通の紋章魔術だよ」


本来なら秘密にすべき情報だが、何故かこの時、俺はペラペラと喋っていた。

アステルは製紙魔術の大家で、この情報を一番渡してはいけない相手のはずなんだが、どうかしてしまったのだろうか?

たぶん、初めて出来た同志に嫌われたくなかったのかもしれない。


「自作……。ああ、もしかして今、わたくし聞いてはいけないことを聞いたのでは?

えと、き、聞かなかったことにしますね……」


「あ、ああ、そうして貰えると……っていうか、嫌じゃないのか?」


「何がですか?」


「忌み嫌われる死霊術士ネクロマンサーだぞ、俺は……」


「でも、怖くないですし、こんなに本の話ができるのは、ベルさんだけですし……あのですね……」


担架に寝ながらもアステルが目を俯かせる。


「先ほど、スプーまででこの旅が終わりというようなことを言われた気がしてですね……その、今回は不覚にも受身も取れずに足を挫いて、頭まで打って昏倒するという醜態をさらしたので、役立たずだと思われてしまったかもしれないですけれど……本来ならもっとベルさんの同志として役に立てるはずなのです……だからですね……」


「ど、同志として?」


「はい。わたくしはベルさんの旅の同志だと仰っていただいたと認識しておりますが……」


「旅の?」


「はい。……違いましたか?」


「ああ……いや、違くはないな……うん……」


そうか、本を愛する者としての同志という言葉を使っていたつもりだが、どうやらアステルには違う意味で伝わってしまったようだ。

まあ、訂正はしない。確かに旅の同志とも言えるしな。


「それで、神官様に奇跡をお願いしようかと思っているんです。そうすれば、次に何かあった時、ちゃんとお役に立てると思うんです!」


次?アステルはまだ同行する意志があるってことを伝えようとしてるのか?


「なので、『スプー』で一日だけ、時間をいただけないかと……」


これはどうするべきなんだ?

確かに、アステルと一緒に旅をするのは楽しい。本の貸し借りもできるしな。

だが、死霊術士ネクロマンサーだと分かった上で、それでいいのだろうか?

神官の奇跡というと、『回復の奇跡』というやつか。

怪我や病気、死んでなければ多額のお布施さえ払えば、癒してくれるのが神官の奇跡というやつだ。

ついでに、神官は死霊術士ネクロマンサーの天敵である『退魔の奇跡』やら『祓魔の奇跡』、冒険者などに売る『聖水』『武器の聖別化』なんかもやる。


まさか、アステルは俺を騙して……って、それはないな。

それなら、いちいち神官のところに出向くなんて言わないで、適当な理由をつけて、俺を足止めした方が確実だ。

『ダークナイト・悪夢ナイトメア』を貸すので、翌日の昼まで待ってくださいとでも言えば、俺の足止めは簡単な気がする。

わざわざ神官のところに行くと宣言したのは、害意がないというアステルなりの配慮か。


「まあ、スプーでできれば旅費を稼ぎたいところだったから、いいんじゃないかな……」


「ほっとしました。それなら、一日くらいはなんとかなりそうですね!」


心底、安心したという風にアステルは微笑む。

本当に死霊術士ネクロマンサーと旅することに抵抗はないのか?

そう思うが、今は言及しない方がいいような気がして、俺はそのことに口を噤むのだった。


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