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秘密基地じゃな。顕現せよ!


「帰ってきたー!」


「うおっ!いきなり叫ぶなよ、アル……」


俺たちは帰ってきた。

じいちゃんに挨拶して、『ソウルヘイ』での顛末を説明する。

晩飯を食べて、アステルは疲れたのか、早々に部屋で休むようだ。

アルとアルファはファントムという霊体なので、疲れとは無縁のようだ。

スコーチを夜通し抑えていた時に気遣ったのはなんだったのか。まあいい。

アルは姿を表していて、じいちゃんに土産話を色々としていた。

『塔』にはアルの存在を認めている人間しかいないので、とてもよく喋る。


「それでね、セプテンさんの弟子のサンディがもう可愛くてさ!

最初は誤解もあって、ベルなんか嫌われちゃって大変だったのに、帰る頃には『ベル兄さん』なんて呼ばれちゃって……」


「ほう……そうか、そうか。

それは良かったのう……」


じいちゃんは結構、アルに甘い。

というか、母さんもアルに甘いので、アルは家にいると、とても甘ったれになる。

そのくせ俺にはガキ大将気取りで接してくるので、半ば『塔』の女王様といったところだ。

普段は霊体で、存在を消して貰っているし、普通に話もできないので、ストレスなんかもあるのかもな。


「んじゃ、俺は寝るわ。

アル、あんまりじいちゃんに迷惑かけないようにな!」


本当は今日にでもアルの進化に取り掛かりたかったが、アルの進化は明日でもいいかな。

どちらにせよ、最初に進化させるのはアルファだ。

こう言ったらなんだが、アルファはアルのための試金石だ。

アルファで試して、上手く行けばアルにも同じ手法が使える。


今晩は休んで、明日アルファの進化から始めようと決める。


「ああ、ベルちゃんや。

ベルちゃんの用事は上手くいったのかの?」


「まあ、一応ね」


「そうか……あまり無理せんようにな……」


「うん。大丈夫。

じいちゃんには迷惑かけないよ!」


「そういうことじゃなくてじゃな。

ベルちゃんが頑張るのはいいが、あまり根を詰めると上手く行くことも、上手く行かなくなるからの……」


「それは、経験から来る助言?」


俺はニヤリとしながらじいちゃんに聞く。

すると、じいちゃんは苦笑しながら頷く。


「うむ。まあ、そうじゃな……」


「了解!」


俺は片手を上げて、ひらりと振るとそのまま自室へと行く。


翌日、俺は朝から研究所へと向かうことにする。

『塔』を出ようとしたところで、アステルに呼び止められる。


「ベルさん……」


「アステル?何かあった?」


「あの、何か実験とかされるんですよね?」


アステルの顔に「心配です」と書いてあるようだ。


「ああ、研究所でちょっとね」


「一緒に行ってもいいですか?」


「まあ、今日は危険なことはしないけど、いいよ」


「はい!」


新しく生まれ変わる、いや、死に変わる?

とにかく、進化するアルファとアルをアステルに見守ってもらうのもいいかもしれない。


俺たちは研究所に向かう。

『騒がしの森』の端っこ、鬱蒼と木々が密集したかのように偽装された入り口の板を外して、俺、アステル、アル、アルファと入っていく。

ハイスケルトンというスケルトンの上位種に進化したリスのリスケ、サルのサスケ、レイスというオーブの上位種に進化したトリの霊体トーブがお出迎えだ。

この三匹は古参な上に亜種でもあるので、使い勝手が良い。

普段は門番代わりで、入り口付近で待機というのが常だ。


リスケが張りついていた天井から、器用に俺の肩に跳び乗る。

俺は髑髏を軽く撫でてやる。


「よーしよし……変わりはないか?」


俺の足をよじ登るサスケと共に、リスケが頭をコクコクと振る。


「チチチッ……」


半透明のトーブが鳴く。

ゆらりと身体を俺の頭より上に浮遊させて、何かを警戒しているようだ。


ガサガサと入り口の偽装を掻き分ける音。


「下がって下さい……」


アステルが俺の身体を押し込むように前に出て身構える。

なんだ?冒険者にでも見られたか?

だとすると、残念だが不幸なことになるかもしれない……まあ、俺とアステルがいる時で良かった。

上手く誤魔化されてくれれば、不幸は起きない。

俺は三匹に隠れるように指示を出す。

アルとアルファも分かっているのか、姿を消した。


バサリと偽装した薮が外される。

果たして、そこにいたのは、じいちゃんだった。


「ほう……ここがベルちゃんの秘密基地じゃな……」


「じいちゃん!」「カーネルさん!」


俺とアステルが驚きに声を挙げる。


「ど、どうやって……?」


じいちゃんがニヤリと笑いながら入って来ようとするので、俺は慌てて止める。


「ス、ストップ、じいちゃん!」


「ん?どうしたんじゃ?」


「この中に勝手に入るとアンデッドに襲われるんだ……今、マーキングするから、ちょっと待って……」


「なんと!?

……ふむ。やはり死への意識は薄くなってきているようじゃな」


「リスケ、マーキング!」


研究所には二重のセキュリティがある。

ひとつはリスケの身体から出る粘液によるマーキングだ。

リスケの粘液にはアンデッドならば分かるかなり強い匂いがあるらしく、この匂いは洗った程度では落ちない強力なものだ。

アステルが俺の手伝いをしたいと申し出た時、なにかアステルがアンデッドに襲われないようにする方法はないかと探した時に見つけたモノだ。

これがあると、中層までは入れるようになる。

基本的に中層は『取り寄せ』部屋までのことだ。

トウルの部屋、リザードマンの部屋、死体置き場、武器庫、今では拡張工事が進みすぎて、俺でも完全に把握出来なくなりつつある各種部屋は深部ということになるが、こちらに入れるのは俺とアル、俺の配下のアンデッドだけである。


俺に言われたリスケはじいちゃんにマーキングをする。

基本的には粘液をなすりつけるだけだ。

ちなみに、アルとアルファに言わせると爽やかで少し甘い感じの匂いらしい。

この匂いはアンデッドにしか嗅ぎ取れないので、残念ながら俺には分からない。

じいちゃんはいきなりリスのスケルトンが出す粘液を浴びせられて困惑している。


「ぶわっ!なんじゃ、これ、やめんか!

へぐしっ!鼻の穴に入ったぞ……うばっ……口はやめい!」


「じいちゃん、動くから……」


なんだか、じいちゃんは阿鼻叫喚していたが、顔や手に塗りつけるだけなので、どうにか終わる。


「これで、途中までは入れるから、着いてきて……」


俺はじいちゃんを促す。


「そういえば、じいちゃん、どうやってここ見つけたの?」


「ああ……そりゃ、ベルちゃんの後を尾行つけたり、アルちゃんから色々と聞き出したりして、ずうっと当たりだけはつけとったんじゃ。

ベルちゃんが隠したがっておったのはすぐに分かったんじゃが、だからと言ってなし崩しに全部オーケーとは言えんからの……じいちゃんの監督不行届でレイルから殴られるのはごめんじゃ……」


「いや、さすがに母さんもじいちゃんを殴ったりはしないでしょ……」


何をバカな、と俺は否定したが、じいちゃんは未だ粘液塗れの顔に深い皺を刻んで、力なく笑う。

濡れたようなその顔は、ともすると泣いているようにも見える。


「まあ、ベルちゃんも小さかったからの……覚えてなくて当たり前かのう……」


「え?じいちゃんとレイルさんって喧嘩したことあるの?」


アルが聞く。


「喧嘩ではないんじゃがな……ほれ、ベルちゃんは昔から物覚えが良くてのう……つい、英才教育をと、言葉を話し始めた頃から詠唱魔術なんかを教えてしもうて……それがまた、すいすいと覚えるもんじゃから、つい最後まで教えそうになっての……」


「そりゃ、殴られるわ……」


「え?なんで?」


俺の合いの手にアルが疑問に思ったようだ。

俺は簡単に説明する。


「魔石も持たずに詠唱魔術を、しかも言葉を覚えたての子供が使ったら、オド欠乏で死んでもおかしくないからな……」


「いやあ、じいちゃんも若かったんじゃよ!

つい、面白くなってしまってな……」


「面白いって……じゃあ、じいちゃんはベルのこと殺しかけたんだ……」


「いや、もちろん、途中で教えるのはやめたんじゃよ。やめたんじゃが、レイルは烈火の如く怒ってのう……」


つまり、一方的に殴られただか、蹴られただかしたらしい。

俺が生きて、今ここにいるのは母さんの奮闘によるもの、と。

それで、じいちゃんは母さんに怒られるのが嫌だということを理由に、俺を探っていた訳だ。

まあ、孫が気づいたら死霊術士になってたんだ。分からなくもない。


じいちゃんはアルに向かって、必死に弁明するが、姿を表したアルはちょっと怒っていた。

そんな二人の空気を読まずに俺はじいちゃんに話しかける。


「それで、じいちゃん。

さっき、意識がどうとか言ってたよね?」


「おお、そうじゃ……」


じいちゃんを案内して、俺の部屋、休憩室として使っている部屋でお茶の用意をしつつの会話になる。


「ベルちゃんは、人の死というものに対して

意識が薄くなったと感じることはないかのう?」


「んー……特に大きく変わったって意識はないよ……」


俺は自分の胸に手を当てて、考えてみる。

……元から、狭い世界で生きてきたからだろうか?大きな齟齬は感じなかった。


「そうかの?例えば……ここは勝手に入ったらアンデッドに襲われるようになっておるんじゃろう?」


「だから、勝手に入れないように入り口は隠してあるし、さっきの見せかけの倉庫まではフリーパスにしてる。

隠し扉から先に入って来るような奴は泥棒だから、当然、撃退するよ。

それにしたって、俺の管理下にあるアンデッドは人を意図的に殺せない。

襲うことは襲うけどね。

まあ、森のモンスターを狩らせて、オドの確保をしているから、俺の管理下にないアンデッドもいる。

そういうのに殺されるのは、もう事故としか言えないでしょ」


俺が矢継ぎ早にまくし立てると、じいちゃんは少しだけ身を引いて、それから出してやったお茶をひと口飲む。


「……う、うむ。あまり意識の変化はないように思えるのう……」


「そりゃそうでしょ。例の本は思想書というより実務書だし、死に対する意識の変化で言うならたぶん……」


と、そこで俺は少し言葉を濁してしまう。

何故ならアルが近くにいるからだ。

たぶん、アルが死んだことが引き金になって、俺の意識には変化が生じた。それはアルに負担を掛けるだろうし、言う訳にいかなかった。

じいちゃんも話を聞くだけだったアステルもそれを察したのか、「……ああ」とか「ええ……」とか言うだけに留めた。


「たぶん、何?ねえ、何?」


分かっていないのは当のアル本人だけだった。


「いや、前に哲学書を読んで、それから受けた影響が大きかったなって話だよ。

偉大なる哲学者、プルトン先生の話では、魂は核とそれを包む外皮が七重にあって、それを……」


「待って!待って、待って!

その人の話はいいからさ、その……ほら……じいちゃんの誤解が解けたなら、早く次の作業に行った方がいいでしょ?」


「うん?ああ、そうか。そうだな……」


俺の適当なホラ話にめんどくさい臭いを嗅ぎとったアルが必死に話題を変える。

よし、作戦成功、と俺は小さくガッツポーズをするのだった。


「まあ、バレちゃったなら仕方ないね。改めて、じいちゃん。

俺の研究所にようこそ!」


「う、うむ。」


「門外不出の知識が多いから、じいちゃんと言っても勝手にするのは許されないからね」


「ま、まあ、そうじゃな……ベルちゃんの研究所じゃからな。ベルちゃんの方針には従うとしようかのう……」


それから、俺はじいちゃんに軽く見せられるところだけ説明して回る。


「……それから、こっちが実験室ね。火を使ったりもするから、換気には気を使ってるよ」


「こりゃ、すごいのう……結構、本格的じゃな……」


最後に見せるのは中層の『取り寄せ』部屋だ。


「なあ、ベルちゃんや……質問が幾つかあるんじゃが……」


「答えられることなら、答えるよ」


「この紋章魔術は……」


「門外不出!出処でどころが出処だから、どんな影響があるか分からないからね……」


「それとまるで宝物庫のようなこの状態は……」


「あー、端的に言って、下に書いてある紋章魔術と関係してる。効果だけ言ってしまうと『取り寄せ』魔術だね」


「なんと!?」


「転移系らしいけど、生物は送れない。それぞれに対になってる魔法陣があって、オドを流せば、魔法陣に触れているものを転移させるんだ」


「そりゃ『飛行』魔術よりも貴重な魔術では……」


「研究中だから、それ以上はなんとも言えない。数に限りがあるから、持ち出し厳禁」


「うむ……そ、そうか……そうじゃな……」


じいちゃんは名残惜しそうに魔法陣を眺めているが、あまり見せておくと覚えちゃうかもしれない。

俺はじいちゃんを促して、歩を進める。

途中、土を運んでいるゴブリンゾンビたちと会う。


「ぬおっ!」


「大丈夫だよ、じいちゃん」


アルはあっけらかんと言うが、それは慣れているからというものだろう。

普通はじいちゃんのように身構えるものだろう。

ゴブリンゾンビたちはじいちゃんを一瞥するものの、そのまま素通りしていく。心持ち、鼻をヒクヒクさせていた。


「まるで『神の試練ダンジョン』じゃな……」


「まあ、そんな特別な力はないけどね……」


俺も少し、研究所がダンジョンっぽくなってきたと思っていたので、そこは肯いておく。


それから、これ以上、下には行けないことを伝えて、じいちゃんはアステルに連れ帰ってもらう。

どちらにせよアステルに死霊術の手伝いはさせる気がないし、じいちゃんにも教える気はないから、これでいい。


さて、まずはアルファの進化からだな。

俺はアルとアルファに『取り寄せ』部屋を周りながら聞く。


「いよいよ、進化なんだけど、ここからは正直、手探りだ。

集めてきた岩塩の中でなにか気になるものとかあれば、改めて教えてくれ」


ゆっくりと各部屋を回っていく。

最初に反応を示したのはアルファだ。


「あの、ご主人様……」


「なに?」


アルファが指差したのは火のオドを吸い込んで辛味が増したという触れ込みの岩塩だ。


「これは、なんだか嫌な感じがします……」


なるほど、アルファは火のオドが苦手なんだろうか?それとも、生前は幼かったから辛味が苦手とか?


「あ、それでいったら、私はこれ無理!」


アルが示したのは、天然の岩塩ではなく加工塩と呼ばれるもので、薄めて発酵させた毒を混ぜた物だ。

発酵しているので毒素はないらしい……。

珍味として希少生産されていた物を金にものを言わせて買い付けてきたものだ。


「それ、高かったんだけどな……」


「あ、私は嫌じゃないです、ご主人様!むしろ、ちょっと惹かれるといいますか……」


アルファが手を上げている。

うーん……人によって好みに差が出てるな。

そうして分かったのが、アルファの場合、加工塩と雷の魔素を含むと言われる魔宝岩塩とクイラスの家宝の岩塩が好きで、火の魔素を含む魔宝岩塩と神官によって聖別された浄化塩は嫌い。

アルの場合、クイラスの家宝の岩塩一択で、昔は好きだと言っていた辛味の強い岩塩はあまり惹かれないらしい。

本人、曰く「一度、死んで味覚変わっちゃったかな?あ、味分からないんだけど……あはは……」だそうだ。

これは私見だが、オドの含有量や瘴気の含有量はアンデッドの好みに多大な影響があると思っている。


岩塩に含まれる魔素、これの好みは種族というより個人で違うというのは記憶に留めておくべきだろう。

ただ、生前の味の好みはアテにならないようではある。


さて、アルファの進化だな。

必要な物を確認していく。

ルガト=ククチの作り方。

ファントム:一体

岩塩:沢山

紫水晶:ひとつ

魔宝石:親指の先程度のもの

人工霊魂:沢山

魔法陣:ひとつ


ここまでで材料は揃っている。

人工霊魂は作り置きもあるが、新鮮さ?を大事に量産することにする。

アンデッドというのは、単純作業をやらせるには最適な労働力だ。

人工霊魂は俺がいなくとも量産できるよう、モンスターのスケルトンやゾンビに命令を与えていく。


人工霊魂が出来上がるまでの間、俺は魔法陣を書き、魔宝石を用意し、紫水晶を吟味する。

『サルガタナス』には紫水晶のことを夜と朝の間を写し取りし、水の如き石とある。

なので、透明感が高く、なるべく大きな物を選ぶ。


魔法陣は半径三メートルという、俺にしては大きめなモノだ。

四隅、便宜上、前後左右とするが、前にアルファ、後ろに岩塩、右に人工霊魂、左に紫水晶を配置する。

あとは魔宝石で魔法陣を発動させるだけだ。

ちなみに岩塩は雷の魔素を含んだものを使用する。


「……よし、いくぞ」


「は、はい!」


アルファの声が硬い。さすがに緊張しているのかもしれない。

俺はアルファを見て、ゆっくり笑みを見せてやる。それから、ドヤ顔を作って言う。


「任せとけ!何しろ俺は天才だからな!」


「うざっ……」


アルから突っ込まれるが気にしない。

要はアルファの緊張が解れればいいのだ。

案の定、アルはぱあっと輝くような笑みを見せて、俺を見つめていた。


「はい、お父さ……いえ、ご主人様!」


ん?何か言い間違えたか?まあ、いい。

俺は改めて魔宝石を仰々しく構えて宣言する。


「よし、いくぞ!

我が叡智の深淵より来たりて、顕現せよ!

ルガト=ククチ!その名はアルファなり!」


そうして、俺は魔法陣に魔宝石を触れさせるのだった。


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