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フィランティーの倅?魔宝岩塩!?

翌日からクイラスと俺はひたすらに話をした。


「要するに、パンとサラダとスープとベーコンエッグとコーヒー、これらが役割を持った紋章として、朝食という魔法陣を作っている訳だ……」


「なるほど……ここにフルーツを足せば、より完璧な朝食となるということか!」


「まあ、そういうことだが、なにも新しい要素を足すことだけが完璧な魔法陣を作るという訳じゃない。

どんな要素を持たせるかって話なんだ。

より、どっしりした朝食にしたいなら、ベーコンエッグとパン、おかわり!」


「ふむ……眠気覚ましを重視するなら、すまない、コーヒーをもう一杯もらえるかな?」


「そう、それが回路の隙間に紋章を足すってことだ」


「ベルちゃん、食事の時くらい、静かにしなさい!」


「ご領主様も礼儀がなっていませんね……」


母さんに怒られ、サンディからは冷ややかな言葉。


「いや、時間ないからさ……」


「これは失礼した……」


俺が反論するのに、クイラスはすぐに謝る。

ええ、俺が悪者みたいじゃん。

まあ、気にしないけど。

セプテンもアステルも苦笑するのみだ。


食事が終われば、母さんとセプテン、サンディは魔導飛行機の更なる検証と改造、アステルは片付けと家事の諸々、こっそりアルとアルファが手伝っているらしい。

俺とクイラスは場所を移して、講義の続きだ。


「これが火の紋章、水の紋章、風の紋章……まだまだ用途不明な紋章ってのも多いんだ」


「では、私の知る土の紋章と入れ替えるだけで……」


「いや、それはダメだ。土壁魔術ってのは、正しくは土の紋章を使っていない。

土なんてどこにでもあるから、これはあくまでも土を動かす紋章でしかない。

それと縮尺を合わせないと、紋章として成り立たないんだ」


「縮尺?」


「ああ、クイラスの知る土壁魔術はその割合が完成形なんだ。

紋章を知り、その割合を知らなければならない。

一番基本的な『火』魔術からやってみよう……」


俺は『火』の紋章魔術の説明をしていく。

縮尺も全体の正答率に関係する。

なるべく正しい方がいい。


「なあ、こんなに小さくていいのか?」


教えたのは普段、芋ん章魔術でつくる『炎』の紋章魔術と同じ程度、竈の火付けなんかに使う大きさだ。


「ああ、覚えるのは小さくていい。

こことここは、同じ長さ、こっちはさっきの半分の長さ……こうして覚えれば簡単だし、早く覚えられるだろ?」


「なるほど……ただ形をそのままな覚える訳ではないのだな……」


「そうやって描き方を覚えておけば、必要に応じて大きさも選べるだろ」


「そういうことか!」


理解が深まったのか、クイラスは深く頷き、手を打って感心する。

そんな時、例の一人だけ残った領主護衛の兵士が近付いてくる。


「クイラス様、スコーチ様がお見えです……」


「なんだ、フィランティーの倅か……何をしに来たかは見当がついているがな……無駄だと伝えて追いかえ……」


「失礼致します!

クイラス様にお願いがあって参りました!」


問答無用とばかりに入ってきたのは筋骨隆々な男だ。

髪はボサボサ、鎧を着ていないはずなのに、まるで鎧を着ているかのような偉丈夫で、身長だけでも二メートルくらいあるんじゃないか?

特使の息子ってことは、それなりの地位にいるんだろうか。

その割には、礼儀がなってない。

ずかずかと部屋に入ってきたスコーチに冷たい視線を向けて、先に口火を切ったのはクイラスだ。


「言いたいことは分かる……だが、フィランティーは特使としての職分を果たさなかった。

その罰は受けなければならない。

それとも、父と同じくお前も牢に入りたいのか?」


「な、何故、私までが!?」


スコーチはクイラスの思いの外、強い言葉に狼狽を隠せないで、零すよう言った。


「いいか!私と師匠の時間の邪魔をするなっ!

三日だ!三日しかないのだ!

今、私は師匠の教えの元、魔術の深奥に触れているのだ!」


いや、初歩だよ!というツッコミを俺は全力で飲み込む。

そんなこと言ったら、あと一週間、あと一ヶ月とずるずる帰れなくなりそうだ。


「し、しかし、職分を果たせなかったからと投獄とは、あまりにも重い罰……我が父はクイラス様の財産をいかに守るかと、心労に心労を重ねていました。その苦労を思うと、私には今回のお裁き、到底納得できませぬ!」


「それが、そもそも間違いだということに気付きもしないとは……フィランティーを特使に任じた俺の目が節穴だったということか……」


クイラスは苦虫を噛み潰したような顔で自身を責めていた。

それから、スコーチに対して厳しい目を向ける。


「よいか!俺は最初に金に糸目をつけるなと、確かに命じたのだ!

『飛行』魔術が形になれば、どれだけの投資をしたとて、必ずそれ以上になって返ってくる。

それ程に重大な仕事なのだ!山も川も関係なく、人と荷物が行き来できるということが、どれだけの利を生むか……それをフィランティーのやつは目先のことだけを見て、我が師の言葉に耳を傾けようともしなかったのだ。

投獄程度で済んで、ありがたいと思え!」


「いや、俺の話を聞かなかったのは別に関係ないだろ……」


とりあえず、黙っていようと思っていたが、つい口出しをしてしまう。

だが、クイラスは大きく首を振って、否定する。


「いいや、それこそが一番の罪だ!

何も私的な理由で言っている訳ではない。

『飛行』魔術特使であるフィランティーが魔術の説明を聞いていなかったというのが問題だ。

何も魔術を習得しろと言っている訳ではない。

だが、基本を学べる機会をやつは放棄した。

では、国王の前に出て、どう説明する?

他の貴族、大店の商人、果ては他国まで赴くかもしれん。

魔術の知識なくして『飛行』魔術の説明はできぬ。

これは即ち、職務放棄と同じだ!」


スコーチはボサボサの頭をバリバリと掻いてから、俺を指さす。


「こんなガキが、家の親父より重要だと申されるのですか?」


「その通りだ。それと言葉遣いに気をつけろ。俺に魔術を教えてくださる師匠だからな!」


俺から見ても、スコーチが不満いっぱいという顔をしているのが分かる。

スコーチは拳を強く握って、何かに耐えた後、俺に向けて頭を下げる。


「申し訳ない……」


「ああ、いや別に……」


そんなに嫌々謝られても、何も響かないぞ。


クイラスがスコーチに手を振って、帰れと促す。

スコーチはクイラスの意思が変わらないと知ったのか、渋々と、本当に渋々と帰っていく。


「申し訳ございません、師匠。時間がないというのに……」


「あ、いや、俺は大丈夫だけど、特使のおっさんって本当に投獄されてんの?」


「ええ。とは言っても充分に頭を冷やしたら、解放する予定です。

金にうるさい男なので、別の部署で使いますがね……」


「ああ、適材適所ってやつな……」


「さあ、続けましょう!」


クイラスが紋章を描くのに、俺は注釈を入れていく。

その日の内に、クイラスの『火』の紋章魔術は完成した。

ぎりぎり八割ってとこだな。でも、一日でこれだけできるってのは優秀な男だ。


そういう感じで、三日はあっという間に過ぎていく。

三日目はお待ちかね、魔導飛行機の説明だ。

クイラスは目を輝かせて、俺やセプテン、母さんの説明を聞く。

ある程度、基礎知識を入れたので、ようやくセプテンとの話も噛み合ってきたようだ。


「では、問題は魔石によるオド供給が普通の魔導具の数十倍は必要ということなのだな……」


「ええ、上手く魔石を使いまわして燃費を抑える機構を作ろうとしているのですが、この実験機では、今の状態が限界ですね……」


「正式採用となると、まだ先になりそうだな……」


「一般的に使えるようになると、それなりに時間も費用も掛かるかと……」


「王や貴族専用という形ならば、燃費を考えなくとも良いかもしれん……そういう方向性でも検討してみてくれんか?」


「ええ、もちろんそれは可能ですが、よろしいので?」


「ああ、さすがに国王様をあまりお待たせする訳にもいかないからな……それで時間稼ぎを、という訳だ」


「なるほど……かしこまりました。クイラス様」


そんな話を聞きながら、俺は母さんと話している。


「例の新しい紋章は他の隙間に入れるのは試したの?」


「まあねえ……色々と試したけど、ふたつで限界だね……ベルちゃんが入れた滞空時間を伸ばす紋章は削れないし、強化を消して新しい紋章を入れてみたけど、感覚的にはほぼ変わらない。

風の紋章をふたつとも新しい紋章にしたら、また少し自由度が増したって感じだね……」


「そっか。それ以上となると、また『竜巻』魔術頼りにするしかなさそうだね」


「まあ、前後左右と斜め、さらにある程度は角度がつけられるから、今のところはこれが限界だね……」


「ああ、話は変わるけど、サンディの仕事は見た?」


「いや、サンディはセプテンの弟子だからね。請われれば教えるけど、そうでなけりゃ、セプテンが見るのが筋ってもんさ……」


「そっか……じゃあ、俺は余計なことしちゃったかな……」


「いや、少し助言しただけだろ?

セプテンも納得してる。問題ないさ!」


そんなサンディはと言えば、『竜巻』魔導具を金属加工室で作り直している最中だ。

なかなか安定したリズムの音が聞こえてくる。

俺と母さんは二人で暫しそのリズムに聞き入った。

ふと、母さんが俺を見る。


「ベルちゃん……少し大人の顔になってきたかね……」


「は?そうかな?」


「母さんはね……アステルさんもいい娘だと思うよ……」


「なに言ってるの、いきなり……?」


「いや、何でもない……そろそろベルちゃんにも認可を与えてもいいかもしれないね……」


母さんの認可。もらえれば食いっぱぐれがなくなるレイル派の弟子としての証。

稀代の錬金技士レイル・ウォアムが定めた最低ライン、正答率九割五分以上を保証しますというもの。

もらえば栄誉と共に、半端なものは作れないというプレッシャーにもなる。

俺は……ギリギリな気がする。


「まだいいよ。いつでも九割五分の正答率って言われても、正直、無理だし……」


「そう?あの魔導飛行機に使われてる魔導具はベルちゃんのだろ?

充分だと思うけど……ベルちゃんが言うなら、もう少し様子を見ようか……」


「うん。母さんの息子ですって胸を晴れるようになるまでは、もっと精進しないとね……」


「何言ってるの……どんなベルちゃんだって、ベルちゃんはあたしの自慢の息子だよ!」


「いや……そういうことじゃなくて……」


いきなり母さんにハグされた。

俺はそれ以上、何も言えなくなる。

錬金技士として生きる道も俺にはあった。

でも、俺が選んだのは死霊術士だ。

俺は心の中で、小さく母さんに謝った。


翌日、オクトに借りた荷馬車に多少の荷物を詰め込む。

朝一番に買い込んだ岩塩だ。

ソウルヘイに来て、岩塩に関してはアステルに任せっきりだったので、一度くらいは自分で見ておこうと思ったのだ。

アステルが買っていないという岩塩があったので、それをひとつと、後はじいちゃんやオクトへのお土産にと、香り付けした製塩なんかを買ったのだ。


いよいよ、帰ったらアルとアルファを進化させる。

失敗は許されないからな。

今、研究所には相当量の岩塩が送ってある。

何しろ二百万ジンという大金を使ったのだ。

ここ数日でソウルヘイの塩相場が大きく変動したらしい。

まあ、数日すれば緩やかに元に戻るはずなので、許して欲しい。


「じゃあ、後は頼むよ、母さん」


「任せときなさい!お父さんによろしくね!」


「ああ。

セプテンもしっかりな!」


「はい。本当にありがとうございました……」


「サンディ、しっかりな!母さんとセプテンは作り始めたら周りが見えなくなるから、フォローしてやってくれ……」


「それ、ベル兄さんもですよ……」


「ふふっ、サンディちゃんはしっかり見てますね!」


アステルが笑う。

サンディは、アステルに「色々とありがとうございました……教わった料理、今度やってみます」と気合いの籠る瞳を向ける。

俺の知らないところで、そんなことしてたのか……。

それからサンディは俺の背後、恐らくはアルとアルファに向けて、黙礼する。

たぶん、アイツらは手をブンブン振っていることだろう。

サンディが小さく微笑んだ。それから、俺に向けて人差し指を一本、口元に当てて見せる。

秘密は守るって意味だろう。


「じゃあ、また!」


「色々とありがとうございました!」


俺とアステルが別れの言葉を遺して、馬車は錬金館を後にした。


ソウルヘイ出口。

密輸などの監視のためか、出口はそれなりに待たされる。

売買証明書なるものを岩塩を買い付けた時に渡されているので、これがあれば問題なく通れるはず、通れるといいなあ……。

超大量に買った岩塩は、荷馬車に載る量じゃない。

今日買った分以外は研究所だ。

「使った」「食った」で行けるかな?

いざとなったら、その場で大食いの実演とかするべき?

でも、売買証明より量が多かったら問題だろうけど、少ない分には余り問題にならない気もする。

そんな、多少ドキドキしながら順番待ちをしていると、数頭の早馬が駆けてくる。


「ヴェイル師匠ー!」


それはクイラスと護衛の兵士だった。

クイラスは街を出る順番待ちの列を俺を探しながら駆けて来ていた。


何かあったのか?もしかして、もう少し残れないかの相談とか?だとしたら厄介だが、身を隠そうにも隠れられる場所がない。

幌馬車じゃなく、屋根無しの荷馬車だからな。

仕方ないので、手を上げる。


「おーい!ここだ!」


「ヴェイル師匠!」


気付いたクイラスが馬を寄せて来る。


「何かあったのか?」


「別れの挨拶をしようと錬金館に行ってみれば、既に出立した後だと聞いてな。

慌てて探しに来たのだ」


「ああ、それは悪かった……出口が混むと聞いて、早く出たんだ」


「そうか……そういうことなら貴族用の出入口がある。

そこなら煩わしい手続きも検閲もない。

案内しよう!」


検閲がない。それはぜひ好意に甘えることにしよう。


「頼む」


クイラスの手ずからの案内で、俺たちは貴族用の出入口へと向かう。

門番はいるし、扉は装飾されて豪華だが、こちらに並ぶ者は誰もいない。


「師匠とのこの三日は、私にとってかけがえのない時間となった。

本来ならもっと教えてもらいたかったが……あまり、無理を言えぬしな……」


クイラスは何とも残念そうな顔をする。


「まあ、どうしても学びたかったら『塔』まで来てくれ。

なんなら、大魔導士カーネルから学べるぞ!」


俺はこの魔術好きな領主に笑いながら言う。


「いや、どうせ学ぶなら、私は師匠が良い。

魔術と錬金術を同時に修めた師匠との出会いは、私の目を開かせてくれた。

さすがに領主という身では、自由に動くこと叶わぬが、いつか必ず時間を作る。

その時は、ぜひ、さらなる魔術の深奥を見せてくれ!」


「あんまり煽てるなよ……俺はじいちゃんにも、母さんにもまだまだ及ばない。

でも、いつかクイラスに師匠と呼ばれるに相応しいよう、精進しておくよ」


「ああ、精進しておいてくれよ」


「偉そうだな、おい……」


「はっはっはっ!これでも領主だからな。

……と、そんな領主からの手土産だ。受け取ってくれ。

おい!」


クイラスが一緒についてきた護衛の兵士に呼び掛けると、二人掛りで運んでいた大きな包みを俺たちの馬車の近くまで持ってくる。


「なんだ、このデカい包みは?」


「うむ、聞けばそちらの奥方様が希少な岩塩を探しておられると言うではないか。

このソウルヘイには我が家でしか採れない魔宝岩塩なるものがあってだな。

これは王室にも少量しか卸さぬ貴重な品なのだが、師匠たちならばと思い持ってきたのだ」


「お、お、奥方!?」


「そんな、私たちまだそんな関係では……」


いや、驚くべきところは他にもあるんだが、まず最初にそこに引っかかって、他のツッコミが出てこない。

ほら、アステルだって、驚いてるし……と、アステルを見ると頬を押さえて、顔を真っ赤にしている。

あれ?ん?なんか、引っかかるな……。


ニヤニヤと笑うクイラスは、一度置いておいて、一回整理しよう。

奥方!?いやいや、それはアステルに迷惑だろう!ってこれはもうやったな……。

魔宝岩塩!?なんぞ、それ!?初めて聞くぞ!

しかも、王室にも少量しか卸してない!?

いやいや、俺の少量って感覚とクイラスの少量って感覚の差異がありすぎるのか?

兵士ふたりが馬に乗って、左右からなんとか運んでいる包みは、大男でも一抱えはありそうだぞ?

なんだ、包みの中に包みがあって、その中に包みがあるみたいな、そんな冗談みたいなことしてんのか?

なら、あのゴツゴツ感は出ないよな?

そんな貴重な物にしてはデカくない?


「ああ、気にするな!

デカいのはデカいがな……おそらく食えるのは中心近くの綺麗な結晶部分だけだ。

昔から家の中に無駄に飾ってあってな……邪魔だが、処分する訳にもいかず困っていたのだ。

とにかくデカい方が見栄えがするかと思ってな。はっはっはっ!」


「いや、嬉しいけども、おい!」


「そうか!喜んでくれるか!」


確かに馬車にはまだスペースがあるから、載せられる。

でも、昔から飾ってあったって……それ家宝って言わないか?


ごどん!と兵士たちが無理やり載せた魔宝岩塩は表面が黒くなっている中に宝石のような虹の輝きが瞬く品だ。

これ黒くなっている部分って、瘴気か?

つまりオドが抜け出た後の淀み?

虹の輝きは魔宝石に見られるものだ。

魔宝岩塩というくらいだし、やはり大量のオドを内包している?いや、していた、かな。


「いいのか?」


素直に貰っておけよと心の声が訴えていたが、つい聞いてしまう。


「ああ、ぜひ食べてみてくれ!気に入ったら、またソウルヘイに来てくれよ!」


ああ、食い物で釣ろうってことか。

領主なんて立場じゃ、なかなか自由には動けないだろうしな。

でも、これは俺の口には入らないんだけどな。

アルの身体の材料としては、もしかして最良の物な気がする。


「ありがたく貰っていく!」


「ああ、またいつかな。師匠!」


クイラスと握手を交わして、俺たちは帰路に着くのだった。

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