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妖怪つぶやきシリーズ

【猫の愛らしさの裏の顔は?】コールタールな澱の味ーー妖怪ルサンチマンのつぶやきーー

作者: Fos B
掲載日:2026/09/07

【 溢れ出るルサンチマンが、人間を暗い孤独へと導く……。】


ワシは妖怪ルサンチマンじゃ。

ワシは人間の「強者や恵まれた人に対する、強い妬み、嫉妬、恨み、そして『いつか見返してやる』という満たされない感情」が心の中でドロドロにねじ曲がり、コールタールのようになった澱(おり)が溢れ出して漏れ出したものからできたんじゃ。

人間の目には小さなマンチカンの子猫に見えるらしいが、本体は黒い鬼おろしのようにトゲトゲした穴が空いた、スカスカの板なのじゃよ。

この街には、本当にこういう人間が多いんじゃ。普通の「羨ましいな」「悔しいな」というレベルではなく、「自分は本当は優れているのに、世間や時代のせいで評価されていない」「あいつらが得をしているのは許せない、いつか地味に足を引っ張って奈落の底に落としてやる」……でも自分の力ではどうしようもないから、心の中でネガティブな憎悪だけをどんどん膨らませていく、そんな人間ばかりじゃ。

そんな奴らは、ワシがとても弱者に見えるらしく、自分のストレスをぶつけようと近づいてくるのじゃ。それがワシのチャンスなのじゃよ。

ワシに澱(おり)を全部吸い取られると、「どうしようもない無力感と、相手へのドロドロした復讐心・恨みが混ざり合った感情」になり、そのまま地獄のような末路を迎えるんじゃな。まあまあ因果応報、自業自得じゃな。

「おっ、またまたコールタールのような澱(おり)を溢れさせた奴がやってきたのじゃ。早くワシの美味しい糧にしなくてはな。まあまあ、周りには掃いて捨てるほどそんな奴らばかりだからね。まぁゆっくりと、焦らず味わうかのう」

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