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焼け爛れた心と消えない炎
執拗に刻まれた深い傷の奥底、いまだに火種がくすぶっている。
何年も前に終わったことのはずなのに。
些細なことで動悸が速くなり、激しい感情がこみあげてくる。
こんな人間ではなかったはずなのに。
怒りと憎しみが、焼け焦げたゾンビに僕を変えた。
失われた時間、失われた自分。
醜くなった自分を見つめては悲しくなり、終わらせてあげたくなる。
死にたいのではない、殺してあげたいのだと。
(文字数の関係で投稿できなかったので、同じ内容のものを再度掲載しています)
執拗に刻まれた深い傷の奥底、いまだに火種がくすぶっている。
何年も前に終わったことのはずなのに。
些細なことで動悸が速くなり、激しい感情がこみあげてくる。
こんな人間ではなかったはずなのに。
怒りと憎しみが、焼け焦げたゾンビに僕を変えた。
失われた時間、失われた自分。
醜くなった自分を見つめては悲しくなり、終わらせてあげたくなる。
死にたいのではない、殺してあげたいのだと。