表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
絶望にサヨナラ  作者: 桜瀬悠生
34/72

日々

 人生は、日々の積み重ねからできている。


 何かあったときに語られるのは、ほんの一瞬の出来事にすぎない。


 たった数週間や数日間のことだけで、すべてわかった気になっている。


 正確には、たった数週間や数日間でさえもない。


 誰もが1日24時間を生きていて、本人だけがそれを感じている。


 他の人が知っていることなんて、そのうちの1割もないだろう。


 一緒に時間を過ごしていたとしても、


 思考や感覚までは共有できないのだから。


 冗談をとばして笑っている裏で、苦しんでいてもわからない。


 たとえば僕が明日死んでも、


 変わった様子なかったのにと皆が言うだろう。


 この数か月、毎日のように自殺を考えていたとしても。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ