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絶望にサヨナラ  作者: 桜瀬悠生
2/72

仲良しこよし

 それは、小学生の僕にとって戦いだった。


 少しでも早く支度をして、誰よりも早く帰る。


 あるいは少しでも支度を遅らせて、誰よりも遅く帰る。


 誰にも捕まらず、ひとりで帰るための防衛手段。


 捕まってからでは、もう遅い。


 帰り道、つらくて苦しい時間を過ごすことになる。


 傍から見れば、仲良しこよしの集団下校。


 笑っていれば楽しそうですか? 




















(文字数の関係で投稿できなかったので、同じ内容のものを再度掲載しています)


 それは、小学生の僕にとって戦いだった。


 少しでも早く支度をして、誰よりも早く帰る。


 あるいは少しでも支度を遅らせて、誰よりも遅く帰る。


 誰にも捕まらず、ひとりで帰るための防衛手段。


 捕まってからでは、もう遅い。


 帰り道、つらくて苦しい時間を過ごすことになる。


 傍から見れば、仲良しこよしの集団下校。


 笑っていれば楽しそうですか? 


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