待ち続くその日を
それは六年生の頃の修学旅行の日のこと。隼也は私の後ろの班にいた。一緒に修学旅行列車の駅まで行きながら私達は一緒にゲームをした。でもその時も私はこの人が好きだってこと。それを初めてわかったのがその後ハイキングに行った時。私の方が列の前の方にいて、隼也は隼也の友達と後ろの方にいた。そうしたら、私はなんか隼也と一緒にいたくなった。
その後、みんなで泊まるホテルに行ってと私が部屋に行ったら隼也のことばかり考え始めた。夕食の時同じテーブルに座ることになって私はなんだか嬉しくなった。
そうして夜みんなで恋バナしてるとみんなに好きな人を聞かれて、私は隼也と答えた。
それからずっと隼也のことばかり考え始めた。でも、隼也はそれに全然気づかなかった。
今私は中学生。隼也のことはまだ忘れられない。一番悲しいのは隼也が私の気持ちに気づかなかったこと。でも私はその日を待ってる。隼也が私のことをわかってくれるその日を。