【祝 3000文字突破】一ヶ月前から投稿し始めた人間、現実を知る〜壮絶に長い前書きみたいなやつ〜
下の棒線から前書きです。本編ないです。
7月2日追記 1文字だけ編集しました!ただ1人ブックマーク付けてくれてる方用に追記して置きます……ほんとありがとうございます。
文章を書いて人に読んでもらうと言うのは非常に難しい。
「皆言ってることだけれど、今更どうしたの?睡眠不足かな?」
7時間以上毎日睡眠を貪っている。成長期が随分前に過ぎていることを自覚していてもなお、もしかしたら……という期待を抱えて眠る寂しい自分。
なろうを読んでいると感覚が狂ってくるが、あの世界の主人公は皆イケメンで高身長で声が良くて……モブを売りにしている主人公?左右対象でヒロインよりも背が高いのに、それでもモブというのか?
モブ(なろう比)と書いてくれないと死ぬ。大体の人間が今あげた3つのうちどれかについて本気で悩んでいるというのに────人によってはそれに8割の財産を投げ打っていると言うのに────
『ゲームの中のモブだからか、顔面がキラキラしているわ』
『自分のことモブだと思ってたの?罪な男』
花咲き誇る出会い、女の子からの可愛い嫉妬、そもそもモブのくせによりどりみどりなの?まぁ、それに満足感を感じるんですけれども。
難聴はなろう名物だから、もはやそうでないと困惑したりする。
いつも分かっていて『モブ』とついた小説を読み漁り、『モブじゃないじゃん』と憤り……普通に読み続ける。
だって、面白いし。目を細めれば……モブに見えなくもないし。
とか言っているうちに本気でハマり出している。私調べによると、前述した「モブって言わないランキング(開催・投票共に私だけ)」上位2文を兼ね備えた小説は大抵面白い。期待を裏切らないこの爽快感。
いつの間にか全然違う方向へ走り出していた。本題へ戻ろう……と言ってもそんなもの、あってないような、と言うかないのだが。
投稿しても全然伸びないよ。現実って。
「皆言ってることだけれど、今更どうしたの?」
私も凄くそう思っている。だが、口に出している人が思ったより少なかったのだと思い知った。
ちょっと甘く見ていたというか。
敢えて例えるなら、「世はまさに大海賊時代だから海へ飛び出したけど、今イチぱっとしない件」という小説を書いたら凄くリアルなものができるとは思う。誰も読まないよな。
ではどうすれば読まれるのか?そこについて考えてみた。
「いや、興味無いしなんならそれももう例の○の人とか名前を言ってはいけないあ○人とかが書いてるから。」
引用がバレないように○をつけてみたが、効果はあるだろうか。
さて、今あなたが言った言葉は至極真っ当だ。
だが、このタイトルに惹かれて来た人間はわかっているはずだ────独り言が延々と呟かれている前書きこそ!何ら新しいことが書かれている訳でもない、当たり前が羅列された前書きこそ!
「だよね〜」
と激しく頷くことが出来るのだ!
推しの解釈とか、性癖とか、果ては寒いのって嫌ですよね、という文章すら前書きなら書くことが許されている。
T○itterで呟くことさえ省いて全く関係ない小説に載せちゃう人間が、私は好きなのである。
多分1%くらいは仲間がいるだろう。
最後に前書きをスクロールして、「こんな膨大な量の前書き読んだのか〜」という謎の満足感に浸りながら本題を読むカオスを楽しむ人が。
つまり、「読まれるためにはこうすればいい」「ああすればいい」などという非常に意味のあることを前書きには書かない。
それは是非、ちゃんとした主題を持って本文で書くべきだ。
私がタイトルで「厨二主のクソ長い前書き(要約しています)」と言ったからには、私はそれに則って自分の失敗を滔々と語るべきなのだ。こうすればよかった、という考察は一切しない。そしてそれが求められているはず。
というか、私が言っていることを見ればほとんどの人が一瞬で「こいつやる気あるのか」と思うことだろう。
共感性羞恥……は感じないと思う。今までの文章で危険を感じたらきっと危険である。
「砂漠で芝刈り機を持って突っ立っている棒人間」
この心境が理解出来る人間なら、ぜひもう少しお付き合い頂きたい。「は?」という方は私という新時代の登場に恐れおののいてください。すぐ次の波にかき消されるので、今しか見れないですよ。
まぁ、伸びないと言っても色々あるだろう。
自分の好きなジャンルにそもそも人が少なかったり、逆に人気すぎて一瞬で流れていったり。自信だけあって実力のないやつとか。実力あるのに自信がなくて出しそびれてる人……は伸びる伸びないの問題では無いのか。
とにかく沢山の人がいる。
「お、いいこと言っちゃう感じ?励ましちゃう感じ?」
そう思った人は、1度立ち止まって考えてくれ。「砂漠で芝刈り機を持って突っ立っている棒人間」が、そんな言葉を持ち合わせてるとでも思うのか?
あなたは目も鼻も口も与えられず、体は棒で、オマケに芝刈り機を持っているのに刈るべき草が1本も生えて来ない砂漠にいる状況で、隣の棒人間に「いつかは名前を与えられて肉が着いて草が生えてくるよ」って言える?
この状況が理解できなくても、「どうなってるんだよ!」となろうらしく叫んでくれ。
だけど叫んだところでこの画面には棒人間が集っているだけだ。もしくは前書きフェチ。残念ながら美少女VTuberもかわいい幼なじみも降ってこない。王子とか、イケメンのパパとか。降ってこいよ、出来れば現実に。
ここで1つ報告するが、すでにこの時点で2000文字を突破している。
「文章らしい文章何も読んでない……」
何て言う方は、流石にもういないことだろう。前述の通り、ここにはもう棒人間と前書きフェチしかいない。無法地帯だ。
タイトルに【祝!2000文字突破】とあたかも人気小説と錯覚を起こさせるようなことを書いても許される。ここにいる皆様方は是非1度試してみたら如何だろうか。クレームが来たら誠心誠意詫びるまでがセットだ。
そんなことを考える程度には私は「自信はあるが実力はない」系作者である。もう、この内から湧き出る自信を世の中に分け与えたいくらいだ。
この自信は「短歌や俳句ではそれなりに大きい賞をとっていたんだ!」といういつだか分からない記憶が生み出した産物である。
分かるか、本当に自信があるやつは事実が悲惨だと知っていながら過去の栄光にすがれるのである……あまり良くない兆候ではある。
いい意味に言い換えれば、事実と夢を同期させられる能力を持っているのだ。
あなたはこちら側だろうか?
怒られながらも、心のどこかで家に録画してある深夜アニメのことが頭から離れない。段々頭は深夜アニメのオープニングで頭がいっぱいになり、ついには怒られた直後のくせに鼻歌を歌い出す……
自分のことでなくとも、多分あなたの身の回りにこういうやつがいる。つまりそういうことだ。
あの理解できない人種をわかった気になっただろう?だがどうしたことだろうか、もうすぐ3000文字に届きそうなのだ。これを最後まで読み続ける好き者は、恐らく相当心が強く、勇敢で、かっこいい!かわいい!素敵な読者であることだろう。
今更媚びを売ったところでもう遅いだろうか。散々棒人間呼ばわりをしてしまったものな……それでも、この最後の文章を読み切った人間は全てあなたと同じ暇と、燻る承認欲求とを抱えているのである。
大丈夫、あなたはきっともう二度とこの文章を読もうとは思わないだろう。なろうで1話を読むのと同じくらいの文字数が経過したが、あなたはこの膨大な文章で記憶に残った言葉はあるか?
何も無い!
私は4時間以上かけてこれを書いた訳だが、それに見合った内容とはとても思えない。
それでも何かがツボにハマり、かつ「こいつの無駄話は健康にいい」と思った人間が1人でもいると嬉しい。
1人はいると思う。私は自信家だからな。
貴方も。
ここまで見てくれた方いらっしゃるんですか?ありがとうございます。
↑こいつ失敗談を滔々と書くって言ったくせに結局書いてないぞ……
でも誰からもクレームが来てません。先に気づいた人ぜひ自慢してください。