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アーアーアーアー アッー! ウェネバハペツー デットビーティー ユーメーナ ペーパボーイ イーベンティービー


 落ち着け、落ち着くんだ。

 こういう時は……そう、心の中でジェンカを踊るんだ。

 トン、トン、トントントン。

 トン、トン、トントントン。

 トン、トン、トントントン。


 よし、良い感じでゲシュタルト崩壊してきたぞ。

 

「父さん、大丈夫?」


「あぁ、ホップステップでキックしてたからな」


「ふふっ、変な父さん。見てみて、大っきいベッド!! 岩盤浴だって! スロット?もあるよ!」


 子供のようにはしゃぐヒカリ……なんて、当たり前のこと。

 ヒカリはまだ中学生。子供なんだから、俺がしっかりしないと……


「ねぇ、風呂入れる? それともシャワーだけにする?」


「あぁ、せっかくだから入ろうか……あのなヒカリ、ここがどんな所か知ってるのか?」


「知ってるよ。エッチなこと……するホテルでしょ?」


 曇りなき眼、赤く染まる頬、膨張するテント。

 可愛すぎる愛娘は、俺の理性のテンプルへと直撃した。


「ど、どういう意味か分かって……」


「こういう事でしょ……?」


 可憐で華奢な指先が、今にも突き破りそうなテントに触れる。

 

 私の初めてのポンチィ。

 それはトゥナイト2で私は十歳でした。   

 その様は白くてクリーミィで、こんな素晴らしいポンチィを出せる私はきっと特別な存在なのだと感じました

 今では私がお父さん。

 娘にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナ○。

なぜなら彼女もまた特別な存在だからです。


「わぁ凄い……これじゃお風呂入らなきゃだよね?」


 

 ◇  ◇  ◇  ◇



「すごーい! 父さん、この風呂めっちゃ光るよ? 綺麗だね」


「……そうだな、綺麗だよ」


 透き通るような肌、柔らかな髪。

 無邪気に笑うその美しい横顔は、元妻の子供なんだなと否応なしに思わされる。

 

「……父さん、またあの女のこと考えてたでしょ」


 前妻のことを滅多に口にすることはないヒカリ。

 思えば、この子には気を使わせすぎていた。

 この子の気持ちも知らないでいて……知ってしまってもはぐらかしている。


「ねぇ父さん……キスして?」


「あのさヒカリ……父さんは……」


「分かってるよ、全部。分かってるけど……今だけは線を引かないで俺だけを見てほしい。それとももっと女の子っぽくしたほうがいい……?」


 ヒカリの言葉で空気が甘くなると、情けなくも腰巻タオルはカッチコッチステーション。

 それに反応したヒカリはわざと押し当て妖艶な声を漏らし始めた。


「……わ、私がいるよ? 父さん……」


 恥じらいながらも俺のために可愛い女の子を演じてくれるその姿に、理性は完全にノックアウト。

 テンカウントが響き始めた。


 10……


 俺達は親子、超えちゃいけないラインってものがあるだろう?


 8……


 ここは優しく抱きしめて宥めなければ。一時の感情でヒカリを傷つけるわけにはいかない。


 5……


 “心の中の天使”


【大丈夫、あなたならどうするか分かっていますよね?】


 心の中の天使よ、俺に慈悲深き最適解を!


【Let's Fuck♡】


 1…………

 



 気がつくと全裸でベッドに寝ていていて、隣には同じ格好をしたヒカリがシーツを握りしめ頬を赤くしながら俺を見つめていた。


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