そんなところで見てないで手伝ってよ!
僕の名前は、『細野 涼太』27歳、工場の仕事をしている。
僕の働く職場では、、、?
力仕事が多いから、重たい金属のモノを背負ったりして外に置いてある場所
から工場の中に運び込む事が多い。
男ばかりだし!
作業服も1日で真っ黒になるような仕事なんだ、、、!
夏でも、汗水たらして換気扇もクーラーもないところで働いている。
冬は冬で寒いし! 最悪な環境なのだけど、、、?
僕は、この仕事が案外、嫌いじゃないんだよ!
怒られる事も、毎日だけど、、、。
仕事を覚えたらおぼえただけ、身に着くし!
ちゃんと、仕事場の先輩や社長も僕を評価してくれているんだ、、、!
本当に、いい人達ばかりなんだよ!
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ただね、、、?
日・祝日は、仕事が休みだから、、、!
週1回だけ、コンビニで3時間ほど働くようになったんだ、、、!
これもそれも、全部工場の仕事の為なんだよ!
いろいろ学ぶのに、資格がいるとかで、、、。
お金が少しいるんだよね!
僕は、田舎の親に毎月仕送りをしているし、、、!
家の家賃やらで、貯金するお金も殆どないんだ、、、。
だから、コンビニで働く事を決めたんだけど、、、?
そこのコンビニができた時から働いている女性がいてね!
僕より8個上で物凄く怖いんだよ!
僕は、あまり女性に慣れていないし、、、!
工場の仕事でも、女性はいないから、、、。
あの、甲高い声でキィーキィー言われると、、、?
緊張して何も出来なくなるんだよ!
だから、僕はこの女性に目を付けられたのかもしれない、、、!
『あのさ~細野さんって? 私の話とかちゃんと聞いてないよね?』
『・・・えぇ!?』
『なんで! 私が手伝ってほしい時に、ただ見てるだけなのよ! 普通は?
手伝ってくれるよね? 男なんだし、、、!』
『・・・あぁ、その、いや、、、?』
『もっと! 男なんだから! シャキッとしてほしいのよ!』
『・・・スミマセン、次から気を付けます!』
『もぉ~頼んだわよ!』
『・・・ははい!』
▽
次の週の土曜日、、、。
『あのさ~細野さん! 前も言ったけど、、、? なんで? 突っ立って
見てるだけなの、、、? 全部、私にさせる訳? 前も言ったよね! ホント
いい加減にしてくれない?』
『・・・スミマセン。』
『私さ~別に、細野さんに謝ってほしい訳じゃないんだよね! ただ、自分か
らやってほしいだけなのよ!』
『もちろん、分かってます!』
『分かってんなら! ちゃんと、やってよ!!!』
『・・・スミマセン、』
*
だんだん、僕はコンビニの仕事に行くのが嫌になって来たけど、、、?
ここは、もう少し頑張ろうといつも自分の心に言い聞かせているんだ、、、!
【あと少し、もう少し、ここはもう少し頑張ろう!!!】
そう思いながら、仕事をしているけど、、、?
相変わらず、僕はこの女性に怒られっぱなしなんだよ、、、!
コツコツ、コンビニで貯めたお金は資格を取るために十分なお金は
出来たんだけど、、、?
僕はその後も、ここで週に1回のバイトをしている。
【どうして? 辞めないのか?】
・・・その理由は?
僕は、こう思ったからだ、、、!
この子、案外僕の事が嫌いじゃないみたいだな、、、!
最後までお読みいただきありがとうございます。




